今は人と直接会わなくてもコミュニケーションをとる手段はたくさんある。でも、会わないとわからないこともありますよね。今回はついつい忘れがちな、会ってみることの大切さについて考えます。

会うことの楽しさを知っている?

直接会わずともコミュニケーションはとれるし、むしろ今まで以上の人数と交流をとることもできるようになった今だからこそ、匿名性があることをいいことに、個人への誹謗中傷が増えていると感じませんか?

人間の心の闇を見せつけられ、中傷を受けていない人でさえ、なんだか嫌な気持ちになりますよね。文章には感情を乗っけることができないし、文字数の制限だってある。逆に、嫌味を言ったつもりもないのに、相手には批判だと感じさせてしまうこともあるでしょう。

人は、直接会ってみなければわからない生き物。

人と直接会う楽しさは、顔の表情や声の質や大きさ、癖や立ち振る舞いを見ることで生まれます。「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、一度会うことによって、その人の人間性を文字よりももっと深く理解することができるのです。一度会ってしまえば、多くは語らなくても良い。その人の奥にある本質を理解することができるのです。

舞台やライブも直接観たほうが楽しい

舞台やライブも画面越しではわからない感動があります。生でみていると、歌い手の呼吸を通じて緊張しているのか、それとも別のことを思っているのか、といった目や耳で感じる以外の感情が伝わってきてすごく面白いのです。

また、知っているけど今まであまり聞いていなかった曲が、生で聴いたことをきっかけにすごくお気に入りの名曲に変わることもあるでしょう。これは、歌に込めた思いが、マイクを通して感じ取れたからです。映像で観た人と、実際に行った人では感想が大きく違って来ます。これって、「直接」だからこそ。

人と会って話すこともこれと同じなのです。文章でずっとやり取りをするより、もっともっと面白いと思いませんか?