他都市出身の人からすると、驚くほどの数のカレー屋が大阪にはあります。古くからカレーライスが根付いている大阪のカレーは、大きく「欧風カレー」と「スパイスカレー」の2種類に分けられます。今回は本場インドのカレーをも凌ぐ、大阪の絶品スパイスカレー店を厳選してお送りします!(第1弾は記事末参照)
1.スパイスカリー ハルモニア
大阪環状線天満駅からほど近い所にある、スパイスカリー ハルモニア。天満駅界隈では一番の人気カレー店で、常に行列が絶えません。平日・休日問わず行列ができることはざらなので、並ばずに食べたい!という方は開店時間の11時半より前から店頭で待機されることをお勧めします。
筆者のオススメは3種盛り 1,200円(税込)。何と言っても3種盛り以上でしか味わえない、麻婆キーマが絶品なのです!お店のオススメの食べ方は、最初はルーを単独でそれぞれ、次にルーを混ぜて、最後に全てのおかずを混ぜて食べることだそう。カレーはどれも中辛程度の辛さがあるので、辛めのスパイスカレーが食べたい!という方には特におすすめです。
2.Numb
大阪の中でも特にカレー激戦区と言われる北浜エリアに、2020年にオープンし話題となったのが、Numb(ナム)。外観も内観も明るいカフェのようですが、本格的なスパイスカレーのお店です。最寄駅は大阪メトロ堺筋線「北浜駅」。4番出口を使うと便利です。
オススメは3種盛り 1,100円(税込)。どのカレーも魚介出汁のようなコクが特徴で、スパイスの風味はしっかりするものの、辛さは比較的マイルドで食べやすいカレーです。ちなみにNumbのカレーはチキンカレーだけが定番で、他の種類は不定期で入れ替えとなっているようですので、ぜひリピートしてお気に入りのカレーを見つけてみてはいかがでしょうか。
3.コロンビアエイト(Columbia8) 北浜本店
カレー激戦区である大阪北浜エリアを代表する名店、Columbia8。30種類以上のスパイスを使って作られるカレーは、まさにスパイスそのものを食べているような、ストレートながらも奥深い味わいです。初めて来店をされる方は、まずはキーマカレー 900円(税込)から。独学でカレー作りを学んだという店主のこだわりが詰まった逸品です。
Columbia8のこだわりは食べ方にも現れています。合言葉は「右手にスプーン、左手にししとう」。カレーが到着すると、「カレーを食べながら、ししとうをかじって食べてくださいね」と食べ方を説明されるのですが、この食べ方がColumbia8のカレーを美味しく楽しむ秘訣。スパイスの爽やかさと、ししとうの苦さを交互に味わう、味の対比効果をぜひ楽しんでみてください。
4.スパイス料理 ナッラマナム
本場インドで修行した店主が提供する、本格的なスパイスカレーが楽しめるスパイス料理 ナッラマナム。こちらもカレー激戦区の北浜エリアに店を構えており、その広さ9坪、13席というこぢんまりとした佇まいながら、日々行列が絶えない人気店です。
その時々の旬の食材を使ったオリジナルのカレーは、南インドやスリランカのカレー作りをベースにしているとのこと。メニューは週替わりで5~6種類が揃えられており、そのうち2種類を選ぶ2種盛り 1,300円(税込)、メイン3種盛り 1,600円(税込)、量を少なくして種類を増やした4種盛り 1,600円(税込)の3つのメニューが用意されています。どのメニューもハズレがなく、本格的ながらも食べやすい味わいで、人気が出るのも納得。ぜひ一度は訪れてみたい名店です。