ワーストは1位は青森県の平均年金手取り額:15万7,800円
ワースト1となったのが青森県です。
計算式:(厚生年金122,081円+国民年金53,253円)×0.9=157,800円
厚生年金は全国で最低、国民年金は下から2番目の低さです。
ちなみに、平均年金手取り月額が全国一高額の神奈川県(20万284円)との差は4万2,484円、年間で50万9,808円と、50万円以上の大差がついています。
都道府県によって大きく異なる年金の手取り額
以上で述べたように年金平均手取り額は都道府県によって大きく異なります。生活コストの違いを考慮しても非常に不公平感が強いと感じる結果です。
しかし、残念ながら都道府県による格差を個人レベルで変えるのは困難です。そこを根本的に変えるには一人でも多くの人が選挙に行って政治を変えていく必要があります。
また、自分でできる対策として老後資金を貯めるなどのマネープランを立てることも非常に重要です。まずは将来受け取る年金額を年金定期便などで確認し、年金だけでは足りない分を目標額として早い時期からコツコツと老後資金を貯蓄していくことをおすすめします。
文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。
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