Iターン移住で失敗しないために
慣れ親しんだ故郷に戻るUターンやJターンと異なり、Iターンではなじみの少ない土地で生活を始めることになります。よいイメージだけで移住に踏み切ってしまうと、いざ住み始めてから「こんなはずではなかった……」と後悔する事態も起こりかねません。失敗を避けるためには、充分な情報収集とともに以下のような事前準備を心がけるとよいでしょう。
体験などを通して何度か現地を訪れておく
多くの自治体で、現地の雰囲気や暮らし体験ができるプログラムが用意されています。移住相談員による現地ツアー、農業体験、お試し居住施設への滞在など、目的とスケジュールに応じてさまざまな形式があります。旅行で訪れるのとは少し違う、リアルな暮らしの様子をつかめるでしょう。また、暑さが厳しい、積雪が多いなど、季節で気候が大きく異なる地域についても注意が必要です。快適な時期だけでなく、例えば夏冬両方の季節で現地に滞在してみて、無理なく生活できそうか確かめておくことをおすすめします。
実際に地域の人と触れ合って置くことも重要
移住後の生活をリアルに知るために、地域の人たちがどのように暮らしているかは、とても重要な情報になります。また前に述べた通り、新しい土地での生活では地域の人たちとの関わりも大事な要素です。現地を訪れた際は地元の人と触れ合って話を聞き、住みたい地域が決まったらその地で人間関係を作っていくことを意識しましょう。地域のルールや風習が生活に大きく影響することもありますし、場所によっては、直接の紹介がないと居住物件を見つけにくいといったケースも聞かれます。全く伝手がない場合でも、自治体の移住専門相談員や、移住者のコミュニティなど、機会を見つけて積極的にコミュニケーションを広げていくといいですね。
まとめ
都会から田舎暮らしへ、街なかから海辺暮らしへ……など、思い切って暮らしを変えることができるIターン移住。その土地の魅力はもちろんですが、仕事と生活を両立できる環境や、地域の人との関わりを意識することで、快適な生活に繋がるはずです。入念な下準備をした上で、憧れの暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。
提供・移住支援.com
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