名産のみかんなどの柑橘類を使ったお菓子や、地元で昔から愛されてきた銘菓、そしてテレビで度々取り上げられている話題のグルメなど、愛媛で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。
1.伯方の塩 純生入り大福（母恵夢本舗）
「は、か、た、の、しお♪」のCMで有名な「伯方の塩」を国産小豆に練りこんだ粒あんと、生クリームを大福の中に閉じ込めた一品。粒あんと生クリームのバランスが絶妙で、塩加減も抜群です！
以前は、愛媛県でも2か所でしか売られていなかった幻の大福ですが、松山空港でも販売されるように。旅の最後に購入して、飛行機の中で食べるのもおすすめですが、冷凍での販売なので、しっかり解凍してから食べましょう。そうすれば、大福のふわふわ感と生クリームの滑らかさ、そして自慢の餡を余すことなく味わえます。【3個入り：495円（税込）】
2.坊っちゃん団子（うつぼ屋）
夏目漱石自身が、愛媛県の中学に教師として赴任していた頃の体験をもとに書かれた小説『坊っちゃん』。その『坊っちゃん』にちなんで作られたお団子です。
様々な和菓子屋さんから同じような商品が販売されていますが、どれも基本は抹茶、黄（白あん）、小豆の3色の餡の中にお餅が入っているのが特徴。一口サイズで甘さも控えめなので、ちょっとしたお茶請けとして重宝します。「うつぼ屋」の坊っちゃん団子は、2本入りから個包装になっているのも嬉しい点。ばらまき土産にもおすすめです。【2本入り：205円（税込）】
3.愛媛県産柑橘ストレートジュース（10 FACTORY）
愛媛のみかん産業を世界ブランドへと飛躍させようと立ち上がった「10 FACTORY」の果汁100%ストレートジュース。果実の外皮が入らないように丁寧に果実を絞り、水分や砂糖を加えずに作りました。混じりっけなしの濃いジュースなので、柑橘の甘さと酸味をダイレクトに味わえます。飲んだ後に鼻に抜けていく香りも「みかん」を感じられ、後味もしっかり残ります。
味は、せとか、清見、はるか、不知火、ブラッドオレンジなど。それぞれの特徴が良く現れる味わいですので、飲み比べも楽しそうです。【不知火200ml：650円（税込）】
4.母恵夢・ベビー母恵夢（母恵夢）
バニラの香りが特徴的な厚めの生地に、優しい甘さの黄身餡を入れた和洋菓子。ほっとするお母さんの優しさを連想させる味わいから、「母恵夢（ポエム）」と名付けられました。しっとりしていて甘さ控えめの餡は、いくらでも食べられてしまいそうな美味しさ。昔から老若男女に支持されている、愛媛を代表するお菓子です。
まん丸の母恵夢と、母恵夢より少し小さめで長方形をしたベビー母恵夢がありますが、原材料は同じ（写真はベビー母恵夢）。期間限定で、いちご味やチョコレート味、クリームチーズ味など、様々なバリエーションも楽しめます。【母恵夢6個入：681円（税込）／ベビー母恵夢6個入：486円（税込)】
5.一六タルト（一六本舗 ）
四国土産の定番といえば、真っ先に名が挙がるのが「一六タルト」。愛媛県産のゆずと白双糖を加えたこしあんをやわらかなスポンジで巻いた風味豊かな伝統のお菓子です。愛媛県の人はタルトと言われると、洋菓子のタルトではなくこの一六タルトのことだと思うほど、地に根付いています。
一口食べると、ふんわり柔らか。想像する「タルト」とは、まったく食感が違います。ロールケーキのような見た目なのにカステラ風味で、ゆずの香りもするという、個性的で癖になる味わいです。【1個：129円（税込）】
6.一六タルト 甘夏みかん（一六本舗 ）
上記でご紹介した「一六タルト」ですが、様々な味が販売されています。その中でも特におすすめしたいのが、毎年4～7月までの季節限定で販売される「甘夏みかん味」。
2019年から甘夏みかんの果皮が従来の2倍に増量され、パッケージも甘夏みかんをイメージしたオレンジ色の可愛らしいデザインにリニューアルしました。春夏だけの販売なので、いつも一六タルトを食べているという人でも、ちょっと違う味を楽しめるのがいいですね。【1本：1,080円（税込）】
7.薄墨羊羹こざくら（薄墨羊羹）
江戸時代より続く老舗の和菓子さんが手掛ける「薄墨羊羹」。松山市西法寺の名桜「薄墨桜」に因んで名づけられたと言われています。抹茶味で、中に白い手亡豆が入っているのが特徴です。こちらは一棹での販売ですが、もっと気軽に薄墨羊羹を味わいたいという方におすすめなのが「薄墨羊羹こざくら」。
薄墨羊羹と同じ味わいを楽しめる「抹茶」や、愛媛県産の温州みかんを練り込んだ「愛媛みかん」など4種類が販売されており、手軽に伝統の味を楽しめます。少し甘めの餡は、濃いお抹茶といただくのにぴったり。【1個：150円（税込）】
8.瀬戸内鯛めし（愛媛海産）
愛媛の郷土料理「鯛めし」には、2種類あります。松山市などの中予～東予地方では鯛を入れた炊き込みご飯のことを、宇和島など南予地方ではタレに漬けた鯛のお刺身に生卵をかけたものを「鯛めし」と呼びます。
こちらは炊き込みご飯タイプの鯛めしの素で、瀬戸内海産の真鯛、かつおだし、生姜、松山あげ、そして味を決めるたれが入っています。炊き込む前から出汁のよい香りがする具材は、炊き上げるとふっくらして香ばしい仕上がりに。味もしっかりしみていて、箸が止まらなくなる美味しさです。【2合炊き用：1,080円（税込）】
9.宇和島鯛めしの素（かどや）
こちらは宇和島名物、お刺身の方の「鯛めし」です。切り身の鯛と特製ダレ、きざみ海苔、ゴマ、海藻（青とさか・赤のり）がセットになっており、自宅でアツアツの白飯と生卵を用意すればすぐ食べられます。
鯛は歯ごたえがあり、甘じょっぱいタレと生卵が良いアクセントとなって、お茶漬けのようにするする入っていく美味しさ！お好みでワサビを添えると、もう絶品です。松山空港では冷凍で販売されているので、気軽に持ち帰れますよ。【1パック：950円（税込）】
10.まるごとみかん大福（一福百果・清光堂）
愛媛県宇和島産の3Sサイズという小ぶりのみかんを、大福の中にまるごと入れた和洋菓子。半分に切ると、みかんのジューシーさがあふれ出し、「萌え断」スイーツとして大人気のお土産です。
みかんの皮むきから、すじ取り、みかんを求肥で包む作業まで、すべて手作業！手間暇かけた大福は、食べると果汁がしたたり落ちるほどで、みずみずしくとっても美味しいです。冷凍で販売されており、解凍後3日が賞味期限となっています。【1個：430円（税込）】
