福井を代表する銘菓・羽二重餅や、恐竜王国の福井らしい恐竜スイーツに、メガネの名産地であることを象徴するようなアクセサリー、そして永平寺御用達店のグルメまで、福井で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。

1. 恐竜ッ子(大和田)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

福井県の可愛いお土産として人気の「恐竜ッ子」。全国的に名前が知られている銘菓「ひよ子」の恐竜バージョンというとわかりやすいですね。ひよ子に比べると若干食べづらいフォルムではありますが、可愛さが十分にカバーしてくれます。

勝山市にある和菓子店「大和田」が製造する「恐竜ッ子」は、北海道産大手亡豆を使用し、自家製餡でひとつずつ手作りで仕上げられているお菓子。恐竜王国として知られる福井県らしさが楽しめるお土産です。和菓子のオリンピックと呼ばれる全国菓子博覧会で、金賞を受賞した経歴ももちます。【1個:210円、8個入:1,600円】

2. 谷口屋の、おあげ

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

福井県は、油揚げの消費量・消費額が全国1位!中でも大正14年創業の油あげと豆腐の老舗「谷口屋」の油あげは、福井県民のみならず、福井土産の定番として観光客からも支持を集めています。

写真では伝わりにくいですが、実物を目にすると、その大きさにビックリ!なんと直径14cmの正方形で、高さは4cmあります。外はカリッと、中はフワッの絶妙なバランスで、おすすめはお揚げのために作られた特製の「あげステーキのたれ」でいただく食べ方。しかし、シンプルに醤油と生姜でもじゅうぶん美味しくいただくことができます。

坂井市には「谷口屋」のレストランもあり、県内外からお客さんが訪れる人気店。定番メニューはこちらのドドンと存在感のあるお揚げがメインの「油あげ御膳」です。一度レストランで食べてみて、気に入ったらお土産に選んでみるのもおすすめ。お土産屋さんも併設されています。【1個:650円(ミニたれなし)】

3. 越前そば(武生製麺)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

日本有数の蕎麦どころである、福井県の名物のひとつが「越前そば」。その特徴は、殻まで挽き込んで作る田舎そばであり、黒っぽい麺をしていること。そしてつなぎには強力粉を使い、「噛んで食べるそば」と言われるほど歯ごたえがあります。そして越前そばは「越前おろしそば」とも呼ばれるように、大根おろしと一緒に食べることが多いそばです。

越前そばをお土産に買いたい!と思ったとき、おすすめしたいのが「武生製麺」の越前そば。武生製麺は、福井県で人気の観光スポット「越前そばの里」を運営している会社です。

お土産用に様々な種類の越前そばを販売していますが、お店の味により近いものはやはり「生そば」タイプ。生そばの場合は要冷蔵で、日持ちは2週間〜3週間ほどです。福井県では一年中冷たいおろしそばで食べるのが一般的ですが、もちろんかけそばとしても美味しくいただけます。

「越前そばの里」には越前そばが多く揃うほか、そば以外の福井土産もたくさん揃っているので、ぜひ足を運んでみてください。【4食化粧箱入越前そば:1,080円】

4. 越前 お市そば(福そば)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

第10回(令和元年)福井県優良観光土産品の「弁当・総菜・麺類部門」で、優秀賞を獲得した「お市そば」。 福井駅から歩いて3分ほどの場所にある、大人気のそば店「福そば」の名物となっているそばです。

こちらの「お市そば」は乾麺のため、賞味期限は1年!すぐに会えない方へのお土産にも最適で、老舗そば店の味を自宅でも楽しめる人気商品です。個包装になっているそばの中に、大根おろしを入れると味が際立つ「専用つゆ」も入っています。【1箱3食入:1,080円】

5. 濃厚ごまどうふ(團助)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

大本山永平寺から車で5分ほどの場所にある「團助(だんすけ)」。永平寺にごま豆腐を唯一納めている、永平寺御用達店です。とくに濃厚白ごまどうふ1個と、濃厚黒ごまどうふ1個がセットになっているタイプがお土産に人気。弾力がありもっちりとしているごま豆腐の美味しさはもちろんのこと、ごま豆腐と相性のいい別添えの味噌ダレの風味も評判です。常温で賞味期限が90日間なのでお土産に最適です。【2個入:670円】

6. 羽二重餅(羽二重餅總本舗 松岡軒)

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(画像=tripnote.jp 羽二重餅(6袋入り・税込756円~)、トリップノートより引用)

福井県のド定番土産といえば「羽二重餅」ですが、その発祥と言われているのが「松岡軒」です。明治時代中期に創業した老舗菓子店で、福井の名産品であった絹織物「羽二重」の質感を、和菓子で表現しようと創業者が生み出したのが羽二重餅です。

松岡軒の羽二重餅は蒸した餅粉に砂糖と水飴を加え、練り上げて仕上げており、ふんわりもちっととろける食感と、ほんのりとした甘さを堪能できます。【2枚入・6袋:756円】

7. 羽二重どら焼き(松岡軒)

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(画像=tripnote.jp 羽二重餅90円・羽二重どら焼き195円(いずれも税込)、トリップノートより引用)

福井県を代表する銘菓「羽二重餅」を生み出した松岡軒。定番の羽二重餅はもちろんのこと、「羽二重どら焼き」もお土産におすすめです。

羽二重餅をどら焼きのなかに挟んだもので、和菓子通に愛されている一品。ふっくらと焼き上げられたどら焼きの生地に、北海道産小豆を使った甘さ控えめのつぶあん、そして羽二重餅のなめらかさと、三種のハーモニーを奏でます。【5個入:1,296円】

8. きなこ羽二重餅(笑福堂)

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(画像=hb.afl.rakuten.co.jp、トリップノートより引用)

福井県の銘菓「羽二重餅」に、初めてきなこをまぶしたのが「笑福堂」です。笑福堂のきなこ羽二重餅は、第25回全国菓子大博覧会で、内閣府特命担当大臣賞を受賞しています。福井県産のもち米を使用したやわらかい羽二重餅に、香ばしいきなこの風味が絶妙です。

笑福堂では、定番の羽二重餅と、きなこ羽二重餅をセットにしたものや、珍しいこんぶの羽二重餅も販売しているので、食べ比べてみるのもおすすめです。【10枚入:934円】

9. 大福あんぱん(ヨーロッパンキムラヤ)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

日本テレビの『ズームインスーパー』で、お取り寄せランキング全国1位と紹介されるなど、テレビや雑誌をはじめ、数々のメディアで紹介される「大福あんぱん」。大福あんぱんを製造しているのは、福井県鯖江市にある老舗のパン屋さん「ヨーロッパンキムラヤ」です。東京銀座木村屋總本店で修行をした初代店主が昭和2年に開業したパン屋さんで、東京銀座木村屋總本店の暖簾分け店になります。

これはあんぱんなのか、大福なのかという議論も巻き起こる「大福あんぱん」は、簡単に言うと、大福をパンで包んだもの。北海道小豆と、米どころ北陸のもち米を使った大福を、キムラヤ特製ブリオッシュでまるごと包んで焼き上げています。消費期限は製造日から4日間になります。【1個:220円】

10. 軍隊堅麺麭・ぐんたいかたぱん(ヨーロッパンキムラヤ)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

大福あんぱんで知られる「ヨーロッパンキムラヤ」のもうひとつの人気商品が、レトロなパッケージもお洒落な「軍隊堅麺麭」です。元陸軍歩兵三十六連隊に納めていたものを、材料・製法そのままに復元した堅パンで、日本一硬いパンとして、多くのメディアで紹介されています。

実際に手に取ってみると、本当に驚く硬さ!「少しずつ割って、噛まずに頬張って味わってください」との注意書きがありますが、女性なら手で割るにも力が必要な硬さで、当然噛むことなんてできません。肝心の味は、ほんのりと甘みがあって美味しくいただけます。

食べるのにとても時間がかかる分、少量でお腹が膨れるので、ダイエット中のおやつにもいいかもしれませんね。賞味期限は6ヵ月です。【1箱(6枚入):500円】

11. 眼鏡堅麵麭・めがね堅パン(越前夢工房)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

軍隊堅麺麭を作っている「ヨーロッパンキムラヤ」と、福井県をはじめとする北陸土産を手がける「越前夢工房」のコラボにより生まれた商品です。福井県鯖江市は世界的にも有名な眼鏡の産地。鯖江市の新名物となった堅パンと、眼鏡が合体した、まさにお土産にぴったりのお菓子です。

軍隊堅麺麭は噛むことができませんが、眼鏡堅麵麭は噛めます。一応注意書きには「少しずつ割って、噛まずに頬張って味わってください」とは書いてあるので、けっして無理はできませんが、ものすごく硬くしたビスケットのよう。しかしビスケットよりは食べるのに時間がかかる分、一個で満足するので、小腹が空いたときのちょっとしたおやつに最適!黒ごまが入っており、香ばしさの中にちょっとした甘さがあるので、お茶請けにもおすすめです。コーヒーや紅茶にも合います。

お洒落なデザインといい、”硬い” というユニークさもあり、味も◎。一個ずつ個包装されており、バラマキ土産におすすめです。賞味期限は製造日より180日になります。【3枚入:486円、7枚入:86円

12. えがわの水羊かん

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

福井県の冬の定番スイーツと言えば「水羊かん」。一般的には夏に食べるイメージの水羊かんですが、福井県では寒い冬に食べる風習があります。福井県の水羊かんは甘さが控えめで、糖度が低いということは常温では長持ちせず、冷蔵庫がない時代に、少しでも日持ちがするようにと冬に作られた、という説があります。

毎年11月〜3月頃には、福井県内の数々の和洋菓子店の店頭に「水羊かん」が並びますが、最も有名なのが「えがわ」の水羊かん。第22回全国菓子大博覧会において名誉総裁賞を受賞しました。重たくなくスルスルと食べ進められる水羊かんは、お茶請けにぴったり!コーヒーや紅茶にも合います。小さく切り分けられており、木のヘラが入っているのですぐに食べることも可能。えがわの「水羊かん」は防腐剤等の添加物を使用していないため、消費期限は冷蔵で5日間となります。【1箱:620円(大:850円)】

13. けんけら(亀寿堂)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

かつて城下町として栄え、北陸の小京都と呼ばれる福井県大野市で、100年来にわたって親しまれている銘菓「けんけら」。きな粉を水飴で固めた素朴なお菓子で、カリッとした食感が特徴です。けんけらを製造するお店の中でも有名なのが、越前大野城のふもとにある「亀寿堂」です。

亀寿堂では職人による手作業で「けんけら」が作られています。ほんのりした甘みと、かすかに香ばしいきなこの風味がとても上品で、ひとつ食べると、食べる手が止まらない美味しさです。添加物は一切使用していませんが、賞味期限が90日間あるのでお土産にもぴったり。ただ中身が割れやすいので、丁寧に扱いましょう。【60g:420円】