14:30 厳美渓で空飛ぶだんご?!に舌鼓を打つ

ランチで一息したら、次に向かうのは渓谷美が素晴らしい厳美渓へ向かいます。厳美渓は磐井川の浸食によって時間をかけて形成された国の名勝、天然記念物です。エメラルドグリーンの水流に、奇岩、巨岩、滝などが点在し、約2kmにわたって渓谷美が続きます。

仙台藩主・伊達政宗公が「松島と厳美が我が領土の二大景勝地なり」と賛美したとも伝えられており、年間100万人以上もの人が足を運ぶ、一関エリアを代表する人気スポットです。

【岩手・一関】仙台から行く<猊鼻渓・厳美渓・中尊寺>日帰りモデルコース1.jpg
(画像=dory 渓谷美が楽しめる厳美渓、トリップノートより引用)

ここで食べていただきたいのが、厳美渓の名物グルメである「かっこうだんご」。対岸にある東屋から籠にお金を入れて木づちを叩くと、対岸の店舗からだんごとお茶が空を飛んでくるということで、通称「空飛ぶだんご」としても有名です。

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(画像=dory 名物の空飛ぶだんごは川向いから籠に入ったお団子が紐を伝って送られてきます、トリップノートより引用)

実はイートインも可能で、ゆっくりと店内で楽しみたい方はこちらがオススメ。午後早めの時間で売り切れてしまうことも多いので、ランチをしたばかりでお腹いっぱいかもしれませんが、早めに立ち寄っておきたいスポットです。

15:20 達谷窟毘沙門堂を見学

厳美渓から車で5分ほど、中尊寺に向かう道路沿いに突如として現れる達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂は、切り立った大きな岸壁と岩肌に吸い付くように建てられており、あっと驚く姿・形をしています。

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(画像=flickr.com Photo by: Yoshihide Urushihara, 作品名:Takkokunoiwaya Bisyamondo, bettou Takkokuseikouji Temple、トリップノートより引用)

まるで半分を岩に食べられたような、もしくは岩に埋もれていたものを発掘されたかのように吸い付いているお堂は、一見の価値ありです。ここはさほど大きな見学施設ではないので、さくっとお参りして次の場所へと向かいます。

16:00 中尊寺を観光

車で10分ほど移動し、一関巡り最後のスポットに到着です。世界遺産の中尊寺です。2011年に世界遺産に登録されて以来、さらに多くの観光客が訪れるようになりました。小高い丘の上にある本堂までは月見坂を上っていきますが、予想以上の勾配があります。月見坂入口から歩いて15分ほどで、やっと目玉である本堂や金色堂(こんじきどう)を拝観できます。

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(画像=dory 中尊寺本堂、トリップノートより引用)

ちなみに金色堂は新覆堂の中に展示されており、外から見ることはできません。拝観料を支払うことで、中に入って見学することができます。金箔を贅沢にあしらわれている豪華絢爛な金色の阿弥陀堂(金色堂)からは、平安時代の当時をうかがい知ることが出来ます。

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(画像=dory 峯薬師堂(みねやくしどう)、トリップノートより引用)

そのほか、境内には中尊寺一山の中心道場「本堂」のほか、目の治療の信仰を集める「峯薬師堂(みねやくしどう)」、源義経と弁慶の像を安置する「弁慶堂」、縁結びのご利益があるといわれる「阿弥陀堂」などもあり、これらは無料で拝観することができます。

17:00 仙台方面へ

一関をぐるっと巡った一日もこれで終わりです。中尊寺から仙台までは約1時間半。今日一日を思い出しながら、仙台へと戻りましょう。

いかがでしたか?

世界遺産となった中尊寺が有名ですが、一関では、都会の生活では感じにくい自然豊かな里山の風景をたくさん見ることも出来ます。世界遺産と自然美を一度に楽しめ、効率よく巡れるこのモデルコース、是非試してみてください。


提供・トリップノート

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