見所5:ゾーネック城
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA ゾーネック城
11世紀に、先ほど紹介したライヒェンシュタイン城の守護城として築城されました。当時は、難攻不落の城と言われるほど強固な城だったそうです。ライヒェンシュタイン城と同様、盗賊を一掃する際に、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世によって焼き払われて落城。破壊が進み、さらにフランス軍の進行により、廃墟となりました。第一次世界大戦以降、国有化され現在は博物館となっています。城内は、ガイドツアーでのみ見学が可能です。
見所6:シェーンブルク城
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA シェーンブルク城
ザクセン家の皇帝によって、10世紀に建てられたお城です。「シェーンブルク=美しい城」という意味の名前を持つお城で、その名の通りライン川渓流の風景が美しいお城です。15世紀以降は、戦争や相続争いで何度も持ち主が代わり、廃墟となるまで荒れ果ててしまいました。
19世紀になって城の修復が進み、現在はホテルとして生まれ変わりました。24室しかありませんが、中世の雰囲気をそのまま残した、魅力的なホテルです。
見所7:ローレライ
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fuelle_画像挿入キャプション=出典:www.instagram.com
シェーンブルク城と後から紹介するカッツ城の間にある「ローレライ」もライン川クルーズの見所の一つ。ローレライは、ライン川の水面130mに突き出た岩山です。この周辺の川幅は狭く、流れも急なことから多くの船が事故を起こした、航行の難所でした。この岩山の周辺では、美しい乙女の歌声が聞こえ、その美しい歌声に聞き惚れ、舵を取るのを忘れて船が水没してしまう。というお話が伝承として伝わっています。
見所8:カッツ城(猫の城)
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA
正式名称は、ブルク・ノイカッツェネツンボーゲン、通称「猫の城」と呼ばれています。建設した男爵の名前から、猫の城と呼ばれています。14世紀ごろに建てられました。対岸にあるラインフェルス城の守城として、軍事基地として使用されていました。
フランス革命の際、ナポレオンに破壊され、今も塔の上部は壊れたままです。その後再建され、現在のオーナーは、なんと日本人実業家となっています。個人所有のため、残念ながら見学などはできません。
KDクルーズ船に乗船する際のポイント
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:SF_logbook
(1)遅くても15分前には乗船場所へ行く
席は、自由席となっています。乗船時は並びますので、早めにいくことをおすすめします。
(2)防寒対策とサングラスが必要
風が強いので、外の席は特に寒いです。日差しも強く、とても眩しいので、防寒対策をしっかりして、サングラスを持参することをおすすめします。
この記事を書いたトラベルライターから一言
今回は、ドイツで大人気のライン川クルーズの見所をご紹介いたしました。両側に中世の古城がいくつも点在し、美しくダイナミックな風景を楽しめる贅沢なクルーズです。ホテルとして活用されているお城があるなど、見学が可能なお城があるのも魅力の一つです。お城の中に足を踏み入れれば、異空間を体感することができます。ドイツを訪れた際は、ぜひライン川クルーズに参加してみてはいかがでしょうか。(SF_logbook)
提供・トリップノート
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