スイスのアルプスを源とする、全長約1,233kmの大河、ライン川。ドイツでは「父なる川」と呼ばれ、古城が立ち並ぶ流域は、世界遺産にも登録されています。そんなドイツの自然と古城が広がる風景を楽しめるのが、ライン川クルーズです。今回は、贅沢なクルーズでの見所をご紹介します。
ライン川とは
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA ライン川
ライン川は、スイスのアルプスを源とし、ドイツ、オランダへ1,233kmに渡って続く、国際運河です。ドイツ国内では、698kmに渡ってライン川が流れており、「父なる川」として国民に親しまれています。なかでもライン川渓谷中流上部には、沿線に古城が集中しており、世界遺産にも登録されています。
ライン川クルーズ観光
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:SF_logbook
ドイツ観光をするなら、一度は参加したいのが、ライン川クルーズ。ドイツの歴史的文化を象徴する、古城の立ち並ぶ風景を大型船に乗りながら堪能できる、贅沢なクルーズです。いくつかの街に停泊しながら進むので、1日チケットを買って、途中下船しながら各街の観光を楽しむこともできます。ライン川ではいくつかのクルーズ船が運行していますが、中でもメジャーなのが「KDクルーズ船」です。
KDクルーズの見所!名所&古城をご紹介!
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fuelle_画像挿入キャプション=出典:www.instagram.com
KDクルーズは、マインツ〜ケルンまで運行しています。全区間を乗船すると、4時間ほどかかります。限られた旅の時間、全ての距離の移動が難しい場合は、代表的な名所や古城を一気に楽しめる距離に乗船するのがおすすめ。
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:SF_logbook
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fuelle_画像挿入キャプション=出典:www.instagram.com
中でも、リューデスハイム〜ザンクト・ゴアール間がおすすめです。このエリアには、古城がもっとも集中しており、乗船時間も1時間40分程度です。
見所1:ねずみの塔
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:SF_logbook
リューデスハイムを出発すると、まず見えてくるのが「ねずみの塔」です。ここを通行する船から通行税を取り立てる、関所として使われていました。ねずみの塔という名前は、農民に重税を課していた大司教が、大量に発生したネズミに食べられてしまったという伝承に由来します。現在は、外観を見るだけの建物となっています。
見所2:エーレンフェルス城
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:SF_logbook
1211年に築城された古城です。のちにマインツ大司教の居城となり、ネズミの塔と一緒に税の徴収所とされていました。30年戦争の際には強固な城塞として機能しましたが、1689年にフランス軍によって破壊。現在は老朽化が進み、見学することもできない廃墟となっています。
見所3:ラインシュタイン城
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA ラインシュタイン城
ラインシュタイン城は、ライン川の古城群のなかでも、特に外観が美しい城として知られています。かつては裁判所として使われていました。17世紀にフランス軍によって破壊されてしまいましたが、プロイセンのフリードリッヒ王子が、別荘地として再建し蘇りました。礼拝堂もあり、結婚式をあげることもできるロマンティックなお城です。
見所4:ライヒェンシュタイン城
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fuelle_画像挿入キャプション=PIXTA ライヒェンシュタイン城
正確な築城年は不明とされていますが、11世紀に築城されたと言われています。13世紀には盗賊の住処となり、攻撃を繰り返されたことで破壊が進んでしまいましたが、修復を繰り返しながら、現在の形まで蘇りました。その後ホテル会社が買収し、現在は、博物館、レストラン、カフェとして使われています。