カツが入っていなくても「カツカレー」
ところがイギリスでは最近、箱入りカレールーまで「カツカレーソース」と、「カツ」を入れて呼ぶ人が増えているとか。 カツカレーを頼んでもカツの乗っていないカレーを提供するお店もあり、「#katsucurry」とハッシュタグ入りで間違ったカツカレーの写真をSNSに投稿する人が続出する、悩ましい事象が起こっていると『ソラニュース 24 Sora News 24』が伝えています。 前述した「Wagamama」では今年3月にボトル入りの「カツスムージー」を期間限定で発売。バナナ、りんごとパイナップル、「カツカレーソース」を合わせたものだと紹介されていましたが、これもやはり「カツ」とは名ばかりの通常のカレールーを使った商品でした。
英国在住日本人を中心にカツカレーポリス活動
その誤った認識を払拭(ふっしょく)すべく、イギリス在住の日本人を中心に本当のカツカレーとは何かを知るファンがカツカレーポリスを結成。#KatsuCurryPoliceというハッシュタグを付けて、ツイッター上で見回り活動をする人たちも登場しました。 カツカレーポリスは、カツレツ(Cutlet)が入っていないカレーやラーメン、ピザなどの商品を「カツカレー」「カツカレー味」と呼ぶのは間違っていると指摘する啓蒙(けいもう)活動を行うとともに、間違ったカツカレーを提供するレストラン広告やフードパッケージなどの写真をSNSに掲載し、通報。ジャパニーズカレーに対する間違った認識をバッサバッサと切りまくっています。