人気歌手のジャスティン・ビーバーが、日本時間11月19日(金)、無料バーチャル・ライブ「ジャスティン・ビーバー - インタラクティブ・バーチャル・エクスペリエンス 」を開催した。

45分にわたって行われたこのショーでは、ジャスティンがアバターとなり、仮想世界に登場。その中で、最新アルバム「ジャスティス」の楽曲をパフォーマンスしたり、ファンからのチャットを読み上げたりと、インタラクティブ体験が含まれるバーチャルライブ・ショーとなった。

ジャスティンとエンタメ企業「WAVE」によるタッグ

今回このバーチャル・コンサートは、バーチャル・エンターテインメント企業である「Wave」社とタッグを組んで実現。同社が過去に行ったイベントでは、歌手のジョン・レジェンドや、ティナーシェ、ギャランティスといった人気アーティストたちが参加。そして今回ジャスティンとのコラボが実現した。

このタッグにおいてジャスティンは「ぼくはWAVEの大ファンで、ファンと交流する新しい方法として、このプラットフォームを気に入っています。このテクノロジーを使って人々を結びつけ、世界中のファンとつながることができることにワクワクしています。このインタラクティブなパフォーマンスを見てもらうのが待ち遠しいです」と、声明を発表している。

ジャスティンがアバターになって登場!

コンサートが始まると、仮想世界にジャスティンのアバターが登場。どこかの街のストリートのように見える。クラシックカーの上に登場したジャスティンは、最新アルバムからの楽曲「サムバディ」を歌い上げる。

このバーチャルコンサートは、ファンと交流できるインタラクティブ体験が特徴で、視聴している世界中のファンたちがチャットで交流したり、ジャスティンにハートマークを送り、リアルタイムでサポートを示すことができるシステムとなっている。

モーションキャプチャでジャスティンの動きを完全再現

バーチャル・コンサートで、アバターの動きがジャスティンの普段の動きとソックリであることに気づいた人も多いだろう。そう、このコンサートでは、ジャスティンが全てのパフォーマンスを、人やモノの動きをデジタルデータにする技術のモーションキャプチャし、完全再現をしているのだ。

これにより、歌声も動きもそのままのジャスティンを再現し、バーチャルでありながらリアリティーを感じさせる映像となっている。