韓国では、“ウィズコロナ(段階的な日常回復)”が始まり規制が緩和され、ようやくイベント業界にも活気が戻りつつある。そんな中、いち早く世界に飛び出し、精力的な活動を始めたK-POPスターがいる。これまで会えずにいた、アーティストとファンの熱気でコロナも吹き飛ばしてもらいたい。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

縮こまっていたK-POPが、再び跳躍の準備に追われている。

世界的に”ウィズコロナ形態”が稼働し始め、文科系の様々なイベントも活気を取り戻そうとしている。

特に、国際的ファンダムを保有しているK-POPアイドルスターの場合、すでに忙しい歩みを見せ始めた。

米ビルボードの常連であるBTS(防弾少年団)を皮切りに、TWICE(トゥワイス)、NCT 127(エヌシーティーイリチル)まで、新型コロナウイルスによるブランクから抜け出し、世界の舞台へと飛び出している。

BTS コンサートのためアメリカに出国

BTS、TWICE、NCT 127‥’ウィズコロナ’ で世界へ飛び出したK-POPスター
(画像=TOPSTAR NEWSより引用)

11月17日、仁川国際空港からアメリカへと発ったBTSは、目まぐるしいスケジュールを控えている。21日(現地時間)に米国ロサンゼルス・マイクロソフトシアターで開かれた『American Music Awards(AMA)』に参加。授賞式の大賞格である『今年のアーティスト』など、計3部門の候補全てでその栄冠を手にした。アジア歌手がこの部門に名前を挙げたのは、BTSが初めてのこと。

続く23日には、米国CBSの人気トークショー『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』に出演し、『Permission to Dance』を披露する。この番組のスタジオに直接訪れるのは『Black Swan』のステージ以来、1年10カ月ぶりだ。

そしていよいよ、11月27日、28日、12月1日、2日に、米国ロサンゼルスSofiスタジアムでのオフラインコンサートが開催される。これまでファンと対面できなかった渇きを、互いに癒す予定だ。彼らは2019年10月の蚕室(チャムシル)主競技場以来、約2年余ぶりに世界のARMY(アーミー:BTSファンの名称)と再会する。

ワールドツアーに出るTWICE

BTS、TWICE、NCT 127‥’ウィズコロナ’ で世界へ飛び出したK-POPスター
(画像=TOPSTAR NEWSより引用)

最近、3rdフルアルバム『Formula of Love:O+T=<3』を発表し稼働しているTWICEも、1年10カ月ぶりに世界へと活動の場を広げる。

4度目となるワールドツアー『TWICE 4TH WORLD TOUR‘Ⅲ’』のスケジュールを公開したのだ。

まず、12月24日から26日まで、ソウル松坡区(ソンパグ)のオリンピック競技場KSPOドームで韓国のファンと再会する。

その後、世界のファンの元へ。2022年2月16日にLA、18日にオークランド、22日にダラス、24日アトランタ、26日ニューヨークなど、アメリカ主要5都市でコンサートを開催予定だ。