銀山温泉に秋保温泉、浅虫温泉郷や東山温泉などをはじめとする東北の温泉の中で、トリップノートの6万4千人の旅行好きトラベラー会員(2020年9月現在)が実際に行っている順に、東北の人気温泉地ランキングをご紹介します!

1位:銀山温泉(山形県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

山形県尾花沢市にある「銀山温泉」は、大正ロマンの風情が薫る温泉街。こじんまりとした温泉街ですが、レトロな洋風木造多層が軒をつらね、夜にはガス灯が街を幻想的に灯します。国民的ドラマ『おしん』の舞台としても知られるほか、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになっているのではないかとも言われています。

2位:秋保温泉(宮城県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

「秋保(あきう)温泉」は仙台都心から近く、日帰り温泉を楽しむために訪れる人も多い温泉地です。長野県の別所温泉、野沢温泉とともに”日本三御湯”に数えられる名湯で、皇室の御料温泉の1つに位置づけられました。周辺には秋保大滝や磊々峡(らいらいきょう)、秋保ワイナリーなどの見どころもあり、温泉と一緒に観光も楽しむことができます。

3位:蔵王温泉(山形県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

およそ1900年前に開湯された日本屈指の古湯「蔵王温泉」。山形蔵王温泉スキー場とともに栄え、昔ながらの温泉宿がつづく、風情ある街並みが広がっています。泉質は全国2位の強酸性温泉で、「美肌の湯」としても定評があります。温泉街には3つの共同浴場に足湯、源泉かけ流しの露天風呂などいくつもの日帰り入浴施設があり、湯めぐりを楽しむにもおすすめの温泉地です。

4位:東山温泉(福島県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客に愛された湯の街が「東山温泉」です。約1300年前、名僧・行基によって発見された歴史ある温泉としても知られています。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪見風呂を楽しめるなど、四季折々の美しい景観と豊かな自然が特徴の温泉地で、訪れる多くの人々を魅了しています。会津若松市の中心部から車でたった10分ほどと、アクセスのよさも人気の秘密です。

5位:酸ヶ湯温泉(青森県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

約300年前から開かれていた山の温泉郷「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」は、昭和29年に「国民保養温泉地第1号」に指定された、歴史情緒あふれる温泉地です。八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地にあり、四季折々に彩られる八甲田山の絶景を楽しみながら温泉を満喫することができます。

そんな酸ヶ湯温泉といえば、総ヒバ造りの混浴風呂「千人風呂」が有名です。浴場だけで160畳分もの広さがあり、熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など、4つの異なる源泉からなる浴槽があります。基本的には混浴ですが、女性専用の時間も設けられており、女性でも気兼ねなく楽しむことができます。また、男女別の「玉の湯」も用意されています。

6位:浅虫温泉郷(青森県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA 浅虫温泉 湯の島の夕日、トリップノートより引用)

「浅虫(あさむし)温泉郷」は、津軽藩主も来湯した由緒ある温泉地です。陸奥湾に面しており、一部の宿からは夕暮れ時、湾に浮かぶ湯島がシルエットで浮かぶ絶景を眺めながらの入浴が楽しめます。天気の良い日はぜひ夕焼けに間に合うように、宿にチェックインしてくださいね。

温泉郷へ向かう入り口、浅虫温泉駅のすぐそばには無料の足湯もあり、観光案内所で貸出タオルも用意しています。

7位:乳頭温泉郷(秋田県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA 鶴の湯温泉、トリップノートより引用)

十和田八幡平国立公園、乳頭山の山麓に点在する「乳頭温泉郷」は、鶴の湯・妙乃湯・黒湯・蟹場・孫六・大釜・休暇村の7つの宿からなる温泉郷です。7つの宿はそれぞれ泉質の異なる源泉を引き込んでおり、7つ全ての湯めぐりを行えば、万病に効くと言われています。各宿にて1,800円で販売されている「湯めぐり帖」を購入することで(宿泊者限定)、7つの温泉宿を回る湯巡りを楽しむことができます。

8位:花巻温泉郷(岩手県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA 花巻温泉 バラ園、トリップノートより引用)

「花巻温泉郷」は、岩手県花巻市の西部に位置する温泉郷。 台川、豊沢川沿いを中心に湯宿が並び、山挟や田園に温泉が湧いています。台川沿いには「台温泉」と「花巻温泉」があり、特に花巻温泉は、東北を代表する温泉リゾート地として例年多くの観光客で賑わいます。ここでは温泉を楽しめるのはもちろん、5,000坪の広大な敷地を誇る「花巻温泉バラ園」も人気の観光スポットです。

また泉質の異なる温泉を楽しめる日帰り温泉施設も豊富で、宿泊をしなくてもバラエティに豊んだ湯めぐりを楽しむことができます。

9位:鳴子温泉(宮城県)

東北の人気温泉TOP25!旅行好きが行っている温泉地ランキング1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鳴子温泉は、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉を合わせた5つの温泉地からなる「鳴子温泉郷」の中心地です。その大きな特徴は「泉質」で、日本に存在している11の泉質のうち、なんと9つの泉質を鳴子温泉だけで堪能することができます。

そんな鳴子温泉の豊富な湯量と泉質を満喫するには、「湯めぐりチケット(1枚1,300円)」の利用がおすすめ。現金で支払うよりもお特に、6つの入浴施設で温泉を楽しむことができます。なお有効期間も購入日から半年間と長いので、一度に使い切らなくても大丈夫。リピーターにも喜ばれているサービスです。

また鳴子温泉は電車の駅の目の前がすぐに温泉地という立地なので、ゆったり電車で行くのもおすすめですよ。