存在感が魅力。次回作は再び日本で
2013年の4月からは、日本の東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』に、主人公のジャン・バルジャン役で出演する予定です。かつて私のパフォーマンスを見た東宝の担当者からオーディションを薦められ、数年ぶりの日本での舞台が決まりました。再度日本語の勘を取りもどせるか不安はあり、役の大きさにも緊張しますが、作品に大変魅力を感じており、楽しみにしてます。
自分ではよくわかりませんが、私は舞台に立つと存在感が際立ち、普段より大きく見えるそうです。小劇場やアンサンブルには向かないと言われてしまうので、長所とも短所ともいえますが(笑)。『レ・ミゼラブル』も、当初はジャン・バルジャンを追いかける刑事・ジャベール役でオーディションを受けるつもりでしたが、ジャベールには個性が強すぎると言われ、ジャン・バルジャン役をいただくことになりました。
再び日本に行きますが、『レ・ミゼラブル』が終わったら韓国中心の活動に戻ろうと考えています。よい機会があれば日本で舞台に立つこともあるでしょう。ありがたいことに韓国まで足を運んでくださる日本のファンの方がいらっしゃいますが、そういう方々をはじめ、多くの客さんに感動を与えられるように今後も頑張っていこうと思います。
インタビューを終えて…
炎のようにインパクトのある舞台上の姿からは想像もつかないほど、穏やかでユーモアも絶えなかったキム・ジュンヒョンさん。ファンはなによりその歌声の虜になるそうですが、ご本人は「私には自分の声はわかりませんが(笑)」と前置きした上で「ミュージカルは歌に魅力があればこそ楽しんでいただけるので、長く聴きたいと思わせる声は強みになります」と語ってくださいました。順調にスターダムを上がっているようにも見えますが、日韓2つの舞台でミュージカルという表現活動に必死に向き合ってきた姿こそが、国の枠を超えて支持される理由ではないかと思います。皆さんもぜひ劇場で、キム・ジュンヒョンさんにお会いしてみてください。
提供・韓国旅行コネスト
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