「早くしなさい!」の言い換えは?

ほかには… ・早く寝なさい ・早く食べなさい ・早く片づけなさい ・早く! 早く!

⇒「時計の針が『6』になったら出かけるよ」

「早くして!」と子どもを叱る前に。“ポジティブ言い換え”術で心がラクになる
(画像=『女子SPA!』より引用)

イラストレーション:高村あゆみ(『子どもを育てる 魔法の言い換え辞典』より)

 早くしなさいと言われて急げる子どもはまずいません。子どもは大人ほど時間感覚が育っていないので、親が教えてあげる必要があります。つねにこの先やるべきことを考えている大人に対し、子どもは「今」という世界に没頭して生きているからです。急がせるという発想ではなく、時間になったことを伝える気持ちで声をかけてみましょう 。

「何度言ったらわかるの!」の言い換えは?

ほかには… ・いつもそうなんだから! ・どうしていつもそうなるの!

⇒「3回言ったよ。次はできるかな?」

 子どもが約束を破ったときに言いがちな言葉ですが、「何度」や「いつも」といったフレーズは要注意。実際は「数回」のことを「いつも」と言っていませんか?  「いつも」と決めつけられると、子ども自身が自分はいつも失敗するダメな人言と感じてしまうかも。回数を水増しせず、前向きに次の目標を立ててあげましょう。