乳幼児を抱えるママの疲労は、想像以上。片付けても片付けて散らかる部屋。スーパーで泣き叫ぶ我が子に向けられる、冷ややかな目…。自分の努力だけではどうにもならない辛さに、疲れがピークに達している人もいるでしょう。
そこで今回は、子育て中のママの「疲れ」にフォーカス!【育児疲れの10つのサイン】や、【子育て疲れを軽減する4つのコツ】についてお話していきますよ。実は、育児疲れのほとんどが「精神的なストレス」によって引き起こると言われています。しかも、そのストレスは子どもにも影響を及ぼすことがあるのです。
自分のため、そして家族のためにも「子育て疲れ」を今すぐ解消し、イキイキとした毎日を取り戻しましょう!
1.子育て疲れの主な原因は「精神的ストレス」
(1)子育て中のママ達の心が危ない!
「子どもの世話で疲労困憊…。」子育て中はゆっくりする時間なんて1秒もないため、慢性的な疲れを抱えているママが大勢います。
・子どもの夜泣きで寝不足だから、疲れがたまっていのかな…?
・毎日子どもを追いかけ回してヘトヘト!
など、ママ達の疲れは「肉体的疲労」がメインだと思われがちですよね。でも実は、子育て疲れは「精神的なストレス」が原因のことが多いんです!
株式会社carrierSeedが約1000人のママに行ったアンケート調査によると、育児疲れは「精神的なものが大きい」と回答した人が【65%】もいることが分かっています!
イヤイヤ期の子どもが全く言うことを聞いてくれなくて心が折れそう…。
保育園のお迎えに間に合うか!?間に合わないか!?綱渡りの毎日に疲労困憊…。
夫が育児に全く協力してくれない。大変さを何度言っても分かってもらえず、嫌いになりそう!
など、思い起こすと、確かに「育児疲れ」には精神的なストレスが大きく影響していますよね。体力よりも気力が続かない…。子育て中のママ達は、いつもギリギリのところで踏ん張っているのです。
(2)コロナ禍で加速する育児の孤独感
このような状況追い打ちをかけるように、「コロナウイルス」の影響がママ達を蝕んでいます。
特定非営利活動法人「全国認定こども園協会」新型コロナウイルス感染症対策プロジェクトチームの調査によると、緊急事態宣言下において保護者の半数以上が自身の心身に変化を実感したことが分かっています。
「緊急事態下の家庭生活において普段と異なる自身の感情や行動を経験したか?」という問いに対し、過半数に上る【53.5%】が「ある」と回答。
その中には、
・イライラして怒りっぽくなった
・子どもを叱ることが増えた
・孤独感や閉塞感を感じるようになった
・子どもを叩いたり、叩きそうになった
など、不安定で孤立した状況下で、ママ達のストレスが限界に達しているものもありました。
このように、現代のママ達は疲労困憊。張り詰めた糸がいつ切れるか分からない状況で、何とか頑張っている人が大勢います。
あなたは大丈夫ですか?育児疲れが限界に達する前に、「育児疲れのサイン」を次でチェックして下さいね。