哺乳瓶の乳首の大きさは新生児から使えるSSサイズから、生後6ヶ月以降が対象のLサイズまであり、月齢や飲む量に合わせて変えていく必要があります。ただし、哺乳瓶の乳首はずっと使っているとどうしても劣化してしまいます。哺乳瓶の乳首は、1~2ヶ月ごとに新しいものに変えるようにしましょう。赤ちゃんがミルクを飲むのが早い場合、あえて小さいサイズの乳首を使ってゆっくり飲ませるママもいるので、赤ちゃんの様子をみながら判断してくださいね。
赤ちゃんの哺乳瓶は使うたびに洗ったり、消毒すべき? 哺乳瓶用洗剤は必要?
哺乳瓶は使うたびに洗い、消毒をするようにしましょう。生まれたばかりの赤ちゃんはママの免疫力を受け継いでいるといわれていますが、生後6ヶ月にはその免疫効果はなくなり、赤ちゃん自身の免疫で病原菌と戦います。しかし、赤ちゃんの免疫力はまだ未熟なため、哺乳瓶に残った手洗いでは落ちにくい汚れや雑菌が口に触れてしまうと、消化不良などをおこしてしまう恐れがあります。
哺乳瓶を安心して使えるように、使うたびに哺乳瓶用ブラシなどを使ってしっかり洗い、消毒をするようにしましょう。また、哺乳瓶を洗うときは、水だけだと汚れや哺乳瓶の底にたまりがちな粉ミルクが落ちにくいので洗剤を使ってください。哺乳瓶用洗剤を使えば、赤ちゃんにやさしい成分で作られているので安心です。筆者は生後半年頃までは哺乳瓶専用洗剤で洗っていましたが、途中から哺乳瓶専用洗剤を使うのが面倒になり、通常の洗剤で洗うようになりました。ただ、それでも哺乳瓶を洗う用のスポンジだけは他の食器用のスポンジと一緒にするのには抵抗があり、首の長い哺乳瓶用ブラシをずっと使っていました。
ちなみに、WHO(世界保健機関)は赤ちゃんが1歳になるまでは哺乳瓶の消毒は必要と広報しています。赤ちゃんは大人に比べていろいろな病原菌の感染リスクが高いため、哺乳瓶は使用する度に洗い、消毒した方が安心です。出先など、すぐに消毒ができない場合でも、使い終わった哺乳瓶を水で洗ってミルクの飲み残しを流しておくなど、雑菌が繁殖しないようにしてあげた方がいいでしょう。
哺乳瓶の消毒方法は? 煮沸? 電子レンジでの加熱? 消毒液での消毒?
哺乳瓶の消毒には、煮沸消毒、電子レンジなどでおこなう加熱消毒、消毒液での消毒の3つの方法があります。煮沸消毒は大きな鍋に水と哺乳瓶をいれて沸騰させるため、家にあるものだけでできるのがメリットです。しかし、毎回お湯を沸かす手間と、火を使うためにそばを離れられないという点がデメリットで、筆者は煮沸消毒を試したことはありません。
筆者が経験しているのは電子レンジでの加熱消毒と消毒液での消毒です。哺乳瓶消毒用の専用容器がどちらの消毒方法にも対応していたので、両方試してみました。日に何度も哺乳瓶を使う時期は電子レンジでの加熱消毒、ミルクを飲む回数が減ってきたら寝る前に消毒液につけて消毒というパターンが多かったですね。どの哺乳瓶の消毒方法ママに合うのか、実際に比べてみてママに合う方を選んでください。
参考までに哺乳瓶の3種類の消毒方法をまとめた動画をご紹介します。実際に哺乳瓶を消毒するのをイメージして、どの消毒方法が皆さんにあっているのかを判断ください。
哺乳瓶のおすすめ5選!
おすすめの哺乳瓶1:ピジョン 母乳実感哺乳びん
素材:ガラス(プラスチック製もあり) 容量:160ml、240mlの2種類 乳首タイプ:丸穴 哺乳びんタイプ:広口タイプ 消毒方法:煮沸○、加熱○、消毒液○ こちらのピジョンの哺乳瓶は、手で持ちやすい丸みのある形が特徴です。広口タイプの哺乳瓶なので、ミルクも作りやすく洗いやすいので使い勝手も良く、衛生面でも安心して使えます。哺乳瓶に付属の乳首は、赤ちゃんが母乳を飲むときの口の動きを研究して作られています。ピジョンから販売されている乳首のSSサイズからLサイズまで付け替えが可能なので、赤ちゃんの成長に合わせて使い続けることができます。耐熱ガラス製で煮沸消毒ができ、消毒液での消毒、電子レンジ消毒にも対応しているところもポイントです。
おすすめの哺乳瓶2:ピジョン 病産院用哺乳びん(直付け式)
素材:ガラス 容量:200ml 乳首タイプ:乳首は別売 哺乳びんタイプ:広口タイプ 消毒方法:煮沸○、加熱○、消毒液○ ピジョンの哺乳瓶で、病院や産院で使われています。口広タイプの哺乳瓶なので、洗いやすく調乳もしやすいです。こちらの哺乳瓶は、20mlから200mlまで、10ml単位で目盛りが付いるのも便利ですね。哺乳瓶の消毒方法は、煮沸消毒、消毒液での消毒、電子レンジ消毒の3つの方法に対応しています。哺乳瓶の乳首は別売りなので、ピジョンの「母乳実感®」の乳首か「弱吸啜用」の乳首を購入してください。
おすすめの哺乳瓶3:ビーンスターク 哺乳びん
素材:トライタン 容量:150mlと240mlの2種類 乳首タイプ:クロスカット 哺乳びんタイプ:広口タイプ 消毒方法:煮沸○、加熱×、消毒液○ こちらのビーンスタークの哺乳瓶は素材がトライタンでできています。トライタンでできているので哺乳瓶はガラスのような透明感で、割れにくいのが嬉しいポイントです。電子レンジ消毒はできませんが、煮沸消毒と消毒液での消毒には対応しています。消毒液のすすぎ残しは哺乳瓶の透明感が損なわれる場合があるので、消毒の後はしっかりすすぐようにしましょう。口広タイプの哺乳瓶なので、粉ミルクが入れやすいので便利ですね。
おすすめの哺乳瓶4:ベッタ (Betta) ドクターベッタ哺乳びん
素材:プラスチック 容量:120mlと240mlの2種類 乳首タイプ:クロスカット 哺乳びんタイプ:スリムタイプ 消毒方法:煮沸○、加熱○、消毒液○ 参考価格:1,944円 ベッタのプラスチック製の哺乳瓶です。プラスチック製の哺乳瓶は軽いのでお出かけの時にも便利です。カラフルでおしゃれなデザインなのも人気の理由です。ベッタの独特な哺乳瓶の形は、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲む時も母乳を飲む時の姿勢で飲めるように、工夫されています。哺乳瓶の乳首は、母乳を飲む時のように咀嚼をうながず「ブレイン」と飲みやすさを重視した「ジュエル」の2種類があるので、赤ちゃんに合わせて選ぶと良いでしょう。
おすすめの哺乳瓶5:BooBoo マジックベイビー
素材:ガラス(シリコン加工) 容量:240ml 乳首タイプ:丸穴の乳首3種類がセット 哺乳びんタイプ:広口タイプ 消毒方法:煮沸○、加熱×、消毒液× BooBooのマジックベイビーの哺乳瓶は色鮮やかなカラーですが、40度以上のお湯を入れると哺乳瓶の色が透明に変わります。赤ちゃんがミルクを飲みやすい37度〜40度になると、哺乳瓶の色が戻るのでミルクが冷めたのが一目でわかるのが便利です。ガラスの哺乳瓶がシリコンでコーティングされているので、万が一哺乳瓶が割れてもガラス片が飛び散らずに安全です。哺乳瓶の乳首は「ピジョン母乳実感」「NUKプレミアムチョイス」「ChuChuらく飲みすいすい」などの広口タイプに対応しています。こちらの哺乳瓶は煮沸消毒で消毒する必要があり、お湯が沸騰後に哺乳瓶を入れたら3分で取り出すようにしましょう。哺乳瓶を誤った方法でお手入れするとシリコンが劣化しやすくなるので注意が必要です。
まとめ:哺乳瓶はママの使うシーンや赤ちゃんの様子に合ったもの選ぼう
哺乳瓶選びのポイントは分かりましたか? 使うシーンや頻度、赤ちゃんの月齢や飲む量を考えながら選んでみてください。また、哺乳瓶の色やデザインもさまざまなので、ママの好みのものを使えば、育児がもっと楽しくなるのでおすすめです。
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