人前での手つなぎデートはアリ?
――劇中では、女子高校生(山田愛奈)と手つなぎしていますね。ある理由があって、ですが。
『DANCING MARY ダンシング・マリー』より
NAOTO「言われてみればそうですね。女子高校生と手つなぎか(苦笑)。そういう感覚で挑んでいませんでした(笑)」 ――劇中のシチュエーションはデートではありませんが、もしも実生活で人目を気にせずにいられるとしたら、たとえば遊園地での手つなぎデートなどはアリですか? NAOTO「全然したいですね」 ――そうなんですね! NAOTO「人目を気にせずに手をつなぐなんて、いいじゃないですか、なんか。実際には人目を気にせずに外を出歩くことがあまりなくなっていますが、もしそういうデートができるなら、憧れますよ。人並みに(笑)」
実はドラマとクロスオーバー
――さて、SABU監督とはこの作品で初めて組まれたとか。ただABEMAで8月から配信されているSABU監督のドラマ『JAM -the drama-』にも出演されていますね。
『DANCING MARY ダンシング・マリー』より
NAOTO「そうなんです。『JAM』にも研二として出ています。映画とドラマの世界がクロスオーバーしてるって、新しいですよね。実は撮影も時間軸もこちらのほうが先なんです。なので、『JAM』で研二を観ている人には、実は研二にはこういう経緯があったんですよというのを『ダンシング・マリー』で回収してもらうという楽しみ方もできます」 ――研二は日本中にいそうな普通の青年です。とても自然体の演技でしたが、演じるのは逆に難しいのでは? NAOTO「特徴がないんですよね。唯一の特徴が、熱中できるものがない若者という点ですから。何か特別なキャラ付けのある役よりも、難しい気がしますね。迷いながら、自分のなかで役を作って撮影に挑みました。でも、研二が最初にしっかりしゃべるシーンを撮影した後に、SABU監督がわざわざ僕のところに来てくれて、『イメージ通りです』とおっしゃって。自信が持てました」