フリーランス女子は毎日、自分との戦い。自由な環境だからこそ、感情に負けてばかりいてはいけません。「やる気がでなくて仕事ができなかった日」が、どうか1日でも減りますように。そんな願いを込めて、コラムをお届けいたします。

感情の揺れ幅を小さくしたいけど、上手くいかない日々

フリーランス女子にとって体調管理以上に重要なのがメンタルのコントロール。「今日は調子がいいから明日も大丈夫そう」と思っていても、当日を迎えると、なかなか起きられずに気がついたらお昼すぎ……。

朝からエンジンをかけるためにも工夫が必要そうです。今回は「やる気がでなくて仕事ができなかった日」を1日でも減らす方法をご紹介します。

体調不良を予測できるときは、無理をせずお昼からスタート

女子にとって生理周期による体調不良と向き合うのは大変。少しでもストレスがかかると子宮のあたりがゴロゴロしたり、不正出血がでてしまったり、女子のカラダはとても繊細。

「この週は生理前だから体調が悪くなる」と予測できるときは、無理して朝から仕事を進めようとせずに、お昼からのスタートに変更しましょう。たとえば12時に起床したとしても、それから夜の21時まで仕事を進めた場合、7時間勤務になります。

つまり9時から17時まで働いている人と時間的には同じ。お昼スタートとはいえ7時間も働いたなら、それなりに仕事も進んでいるはずです。丸々1日仕事をしないよりも、確実にタスクは消化されています。

生理前に限らず「ちょっと身体が疲れてきているかも」と感じたら、起床時間を変更し、いつもより睡眠時間を多くとってみるのもあり。

1日のリズムを3部構成に

「やる気がでなくて仕事ができなかった日」が発生する大きな原因は、おそらくスタートダッシュがきれずに、そのままダラダラと過ごしてしまうこと。

Webライターの場合は、起床後、書くという行為に感覚が慣れるまで少し時間がかかります。とくに1記事目のリード文(出だし)を書くときは、本当にその1記事を書ききれるのか、1日分の予定をこなしきれるのか、不安なまま書き出していきます。でも意外とスタートすると、その後はガシガシと書き進めているものなんですよね。

毎日のパフォーマンスを安定させるためには、1日の中に「リズム」をつくるといいでしょう。

筆者の実体験になりますが、フリーランスの初期の頃は、仕事のやり方も分からず、ひたすら自宅に籠っていました。外に出る心の余裕もなかったのです。ところが現在は、1日の中で拠点をうつしながら書き進めています。

起床後2時間までは自宅で書き進め、調子がのってきた段階で仕事部屋に移り、そこから午後の部が開始。夕方には一段落させて、カフェでひとり会議をしてから夜の部に移ります。1日を3部構成にすると、移動するたびに外の空気を吸うことになり、適度に気分転換しながら、仕事を進められるのです。

朝起きたときに「今日はずっと家で仕事だ」と思うより「夕方には散歩しよう」「ひとり会議が終わった後は少しだけ買い物をしよう」と思えた方が、仕事にもとりかかりやすくなります。1日の中でリズムをつくると、モチベーションも安定しやすくなるでしょう。