管理栄養士・お野菜レシピ考案家のいまむらゆいです。長ねぎはじっくりと火を通すことで、とろっと柔らかくなり、甘みを引き出すことができます。部位によって切り方を変えれば、長ねぎ一つで2つの味わいが楽しめます。脇役になりがちな長ねぎが主役になる冬の旬レシピ。長ねぎの大量消費にもおすすめです!
このレシピを試すのにかかる時間
- 約30分
冬に楽しみたい、ねぎの甘みととろっと感
冬に旬を迎える長ねぎは、寒い時期になるにつれて、見た目も太く、つややかで、見るからにおいしい姿になっていきます。
生で食べればピリッとした辛みのある長ねぎですが、その辛み成分は加熱することで甘みに変化していきます。
長ねぎのとろっとした食感と、甘みを楽しみたいときには、じっくりと火を入れて仕上げることが長ねぎをおいしく食べる秘訣です。
今回ご紹介するのは「長ねぎのマリネ」。酸味の効いた味付けで、長ねぎの甘みを楽しめるレシピをご紹介します。
少し硬い緑の部分と水分のある白い部分で切り方を変えることで、2つの味わいが楽しめます。
たっぷりと仕込んで、作り置きにもおすすめです。パスタやスープにアレンジするのもおいしいですよ。簡単に作れるアレンジレシピも合わせてご紹介します!
【レシピ】とろっと焼きねぎマリネ
材料(作りやすい分量)
長ねぎ…2本
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…大さじ1
A)しょうゆ…大さじ1
A)はちみつ…大さじ1/2
A)りんご酢…大さじ2
A)黒胡椒…適量
作り方
① 長ねぎは白い部分を4cm程度のぶつ切り、緑の部分は斜め薄切りにする。
② フライパンにオリーブオイルと長ねぎの白い部分を入れ中火で3分加熱する。
③ 焼き目がついたら、緑の部分と塩を加えてさっと炒め、フタをして弱火で8分蒸し焼きにする。
④ ボウルにAの調味料を入れて混ぜ、そこに③を漬け込む。冷蔵庫で15分ほど味を馴染ませて完成。
ポイント
・焼き目をつけることで、香ばしい香りをプラスすることができます。
・りんご酢はお好みで米酢やバルサミコ酢、ワインビネガーに変えてアレンジしてもおいしいです。