1日目は高山の古い町並みや高山陣屋を散策し、夜は飛騨高山温泉に宿泊、2日目は宮川朝市、陣屋前朝市、飛騨民俗村・飛騨の里、高山祭屋台会館、飛騨大鍾乳洞をめぐる、飛騨高山1泊2日おすすめ観光モデルコースをご紹介します。
1日目午後:「高山の古い町並み」を散策しよう
午前中のうちに飛騨高山まで移動してきたら、まずは「高山の古い町並み」を散策してみましょう。
高山の名の始まりは、金森長近が豊臣秀吉の命によって、飛騨を鎮定、領主となったことに遡ります。約15年かけて築き上げた城を高山城と名付け、武士や町人の居住地域として城下町にしました。
城下町の中心として発展した高山の上町、下町を「古い町並み」と呼んでおり、特に、上三乃町、上二乃町、上一乃町は「さんまち通り」と呼ばれ、高山の定番スポットとなっています。
「こって牛」の飛騨牛にぎり&「陣屋だんご店」の団子の食べ歩きも欠かせない!
高山の町並みを散策するときのお楽しみの一つが食べ歩き。なかでもおすすめのお店が、飛騨牛にぎりの超人気店「こって牛」や、飛騨高山名物のみたらしだんごの人気店「陣屋だんご店」です。
こって牛は飛騨牛料理認定店として、最高級である5等級の希少部位を使用した飛騨牛にぎりを提供しています。購入するとお皿代わりに「あおさ入り手焼きせんべい」にのせてくれるので、散策しながらでも気軽に味わえますよ。
そして陣屋だんご店でいただける飛騨高山名物のみたらしだんごは、しょうゆ味で甘くないのが特徴。香ばしくもっちりとしたお団子は食べ歩きにもぴったりです。
全国で唯一残る、江戸幕府時代の役所跡「高山陣屋」
町並み散策とあわせて訪れたい見どころが、飛騨地方が江戸幕府の直轄領になってから拠点となった役所跡「高山陣屋」。幕末には全国に60カ所あったといわれる役所の建物ですが、今でも残っているのは全国でここだけ。建物の入口前は絶好の記念写真撮影スポットです。
建物内では靴をぬいで部屋を見学でき、江戸時代の役人たちの仕事ぶりに思いをはせることができます。一年を通して歴史教室やイベントが開催されているので、事前にHPをチェックしてお出かけくださいね。
1日目夜:高山市内の「飛騨高山温泉」に宿泊しよう
高山陣屋の見学を終えたら、そろそろ1日目の宿へ。高山市内には複数の源泉が湧いており、「飛騨高山温泉」を引く宿が30軒前後あるほか、自家源泉の宿も8つあります。宿のタイプも旅館にホテル、民宿とバラエティに飛んでいるので、予算や希望に応じて選んでみてください。