自身が主催した音楽フェスで、観客8人が死亡する事故が起きたトラヴィス・スコット。この悲しい事件に対し、消防署長は、トラヴィスがパフォーマンスを続行したことについて非難している。New York Postが報じている。

サミュエル・ペナ消防署長は「Today」という番組に出演。8人の死者と数百人の負傷者を出しながらもパフォーマンスを続けたと報道されているトラヴィスについてコメントした。「アーティストは観客の指揮権を持っています。もし何かが起こっていると気づいたら、パフォーマンスを中断し、照明をつけ、『問題が解決するまで、ショーは続けません』と言うことができます」と述べ、またイベントに参加している全員に責任があるという見解を見せた。

しかし、彼はトラヴィスが、多くの負傷者が出ていることを「完全に認識していたとは言えない」としている。