「絶叫系」のアトラクションに挑戦!
鷲羽山ハイランドには、立ったままで滑走する「スタンディングコースター」や、背面走行が味わえる「バックナンジャー」、85度の急こう配を落下後、息つく暇なくひねりが加わる「ウルトラツイスター」、60mを一気に落下する「ターボドロップ」と、恐怖感とスリルが味わえる絶叫系マシンが充実しています。
小学生でも乗車可能な「チューピーコースター」もなかなかの迫力です!
1.後ろ向きで大滑走!「バックナンジャー」
一般的なジェットコースターではなく、「新しいコースターを」と模索したときに、後ろ向きに滑走すれば恐さが倍増するのではと、思い付いたことから実現。単に背面走行ではなく、ループを後ろ向きのまま進むのは、日本初の試みです。猛スピードで落下したり、ひねりを加えながら疾走したり…。挙句の果ては後ろ向きのままループを真っ逆さま!
2001年に2人が1050回連続(35時間30分間)も乗り続けてギネス記録を達成しているというから驚きです。
ちなみに名称となっている「バックナンジャー」は、岡山弁で「バックなんじゃー」という意味なのだそうです。身長140㎝以上から乗車できます。
コースターは後ろ向きに上っていくため、先の展開が読めずドキドキ。
最も恐いのがループ。後ろ向きに走ってループを真っ逆さま。体験したことのないスリルが味わえます。
2.立ったまま落ちる!「スタンディングコースター」
絶叫マシン「スタンディングコースター」は、立ったままの姿勢でレーンを2周走ります。高所から猛スピードで落ちるように疾走し、いきなり垂直ループに。立ったままなので足元が浮き、真っ逆さまに落ちるかのような感覚に。垂直ループ、水平ループを通過し、ひねりを加えながらの滑走はスリルの連続です。
身長140㎝以上から乗車できます。
上半身を固定していますが、足元はフリー! 出発前に恐怖感が倍増します。
高所からの急降下。足をふんばってひたすら恐怖感に堪えていました。
余裕のある人は、ループの際に瀬戸内海がきれいに見えるそうですが、そんな悠長なことは言っていられません…。絶叫度7と書いてはいますが、それ以上のように感じます。
3.捻転&落下を繰り返す「ウルトラツイスター」
園内でも一段高い丘にあるのが「ウルトラツイスター」です。このアトラクションは、その名の通りに85度の急こう配を疾走した後に、右ひねりと捻転。そして後ろ向きで左ひねりと捻転が加わります。ロケットが発射するかのごとく、垂直に上がったと思いきや落下し、ツイストしながら捻転を繰り返す様は、見ているだけでも身震い! 絶叫度6とスタンディングコースターより絶叫度は下がりますが、スピード感はそれ以上かもしれません。身長120㎝以上から乗車できます。
6人乗りで、見た目はかわいいのですが、これからやって来る恐怖は並大抵のものではありません。
まずは上まで上がり、ここから猛スピードで落下!
行きつく暇なくツイストし、我が身をマシンに委ねるしかありません。この回転が恐ろしく、最後まで息がつけないほど。
4.中国・四国地方唯一のフリーフォール「ターボドロップ」
一方向に3名ずつ、計12名が乗れる「ターボドロップ」は、中国・四国地方で唯一のフリーフォール。地上60mの塔の上へ引っ張られるように上がり、一気に落下! 高さはほかの遊園地のフリーフォールとそんなに変わりませんが、鷲羽山の山上にあるため、上からの眺めは海抜200mの高さ。絶景とスリルを一度に味わえます。身長130㎝以上から乗車できます。
塔の上まで一気に上がります。首口をつかまれ、一気に上空へ引っ張り上げられるかのようです。
上からストン!と飛び降りるような感覚を味わえます。
あまりの喪失感で、もうくたくたです。
5.家族で楽しめる「チューピーコースター」
数あるコースターのなかでも、唯一ファミリー向けなのが「チューピーコースター」。このマシンは、身長110㎝以上から乗れるので、幼児でも楽しめます。鷲羽山ハイランドでは最も古株のコースターです。
海抜150mの山頂から大観覧車「レインボーワープ」をめがけて8の字コースを疾走。乗っていると、ところどころでガクンガクンとコースターが揺れ、思った以上のスリルが味わえます。