“綺麗になりたい”と思っても、何もしたらいいかわからない、どんなモチベーションでがんばればいいのか。悩める方に読んでもらいたい連載【エルメス、今夜も好きにします】。今回は皆さんにささやかなエールを送るとともに、私の美意識についてお話しします。女性の綺麗になりたいという純粋で、底深い欲望に乾杯しましょう。

■綺麗になりたい気持ちを加速させよう

皆さま、こんにちわ。そして、はじめまして。エルメスと申します。

こちらの連載では、背中を押す激励から、時には厳しく叱咤まで、皆さんの「綺麗になりたい気持ち」を加速できるようなコラムをお届けします。

私のことを少しお話しすると、ファッション誌に勤め、長年メディアの海にどっぷり浸かった後、起業をしました。

生来せっかちなためか、短期間のうちにいろいろな苦楽を乗り越えた経験があるので、それを生かし、美学や人生観についてもお話しできればと思います。

「綺麗になりたい」という無垢な欲望に乾杯
(画像=『DRESS』より引用)

■大人な彼との恋愛が美容への関心を高めた

私の母は美意識が高い人です。私立の女子中学に入った頃から、母の“美意識”についての指導が凄まじくなったのを覚えています。化粧品は高価なものを与えられ、体型管理のためにジムに入会することになり、ファッションも……と私は母によって鍛え上げられたと思います。

そういった環境は、周りから羨ましがられるものでしたが、当時の私はピンとはきていませんでした。そんな私が、自分の美に対して貪欲になったのは、20歳の頃だと思います。

当時、好きだった男性は自分より8つも年上。恋愛について右も左もわからなかった私は、自分の気持ちに振り回されるようになりました。

彼と街を歩けば、すれ違う女性の目線を感じ、彼と隣を並んでも、彼に不似合いなのではといつも不安になっていたのです。

そこからとにかく美容に関して、貪欲になり始めました。綺麗になればなるほど、自分に自信がつき、彼に追いつこうとがんばる気持ちも、認められているような気がしたのです。

「綺麗になりたい」という無垢な欲望に乾杯
(画像=『DRESS』より引用)

■自分を肯定するポジティブな気持ちを忘れないで

そんなこんなで綺麗になりたいと強く意識するようになって、毎日が揺れ、楽しく、結果的には長年の夢だったファッション誌という狭き関門をくぐることもできました。

綺麗になりたい、という気持ちは恋愛以外でも自信になるし、密かに描いていた夢を叶えるのにもつながると知ったことが、今の私なりの“綺麗”を作っているのだと思います。

中には、自信をなくす人もいることでしょう。心ない言葉に傷つけられることも。しかし、綺麗になりたいという気持ちは唯一、あなたがあなたを肯定してくれる素晴らしい気持ちでもあります。

毎日がせわしなく過ぎていくからこそ、自分に対してのポジティブな気持ちは、いつまでも忘れてほしくないと思います。

そんな気持ちを忘れないためにおすすめなのが、自分の定番化粧品である「相棒」を見つけること。

浮気せず、ずっと使い続けたいと思う、運命の化粧品はいますか?

■長年の友を大事にし、新しい友を見つけよ

私なりの美を長年支えてくれているのが、「SKIIフェイシャル トリートメント リペアC」です。出会ったのはそれこそ20歳くらいで、「SKII」の化粧品の開発にも携わっていた皮膚科医を信頼していたことから使用をスタート。

その頃仲良くしていた、肌がとても美しいお姉様が愛用していたこともあって、興味本位で手に取りましたが、結果的に長年私の肌を支えてくれています。保湿力が非常に素晴らしく、塗った後はモチモチしすぎて、肌が手に吸い付いてはがしにくいほど。

30代に突入し、新しく友となったのが「アルビオン ハーバルオイル ゴールド」です。私のオイル嫌いを難なくいなし、今ではなくてはならない愛用コスメに。

洗顔後の基礎化粧品前のブースターに使うとその後の水分がどんどん入り、最後のお手入れで使うと、サラッとしつつ程よい油膜を張ってくれます。

乾燥で赤くなってしまった箇所に多めにつけて寝ると、朝には何もなかったかのように。2〜3滴でお手入れが済むためコスパも良いです。

この2品はもはや私にはなくてはならない、大事な友になりつつあります。

直感で「これはいいかもしれない」と思った商品は、長く使ってみることをおすすめします。肌が変わり始めるといわれる、最低3カ月は使用してみましょう。

3カ月使用してみて調子がいい、好きかもしれないと感じたら、あなたのスタメン化粧品に加えて良いと思います。化粧品は長く使っていくほうが、効果も感じられやすいですよ。

「綺麗になりたい」という無垢な欲望に乾杯
(画像=『DRESS』より引用)

■綺麗になりたい気持ちに乾杯

誰もが綺麗になれるのかというと、本人の努力次第としか言えないですが、“綺麗になりたい”という気持ちは誰でも平等に持てるものです。

妻でも、少女でも、女性、孫を持つ歳になっても。私たちはいつまでも綺麗になりたいという気持ちと寄り添っていいのです。

歳や環境に左右されて、「もう、綺麗でいたい、なんて思ってはダメなんじゃないか」なんて考える必要はまったくありません。

ましてや、前述した自分の相棒となる化粧品が見つかれば、自信をなくしそうになってもあなたを支えてくれます。

私も自信をなくしそうになったときは、肌を綺麗にしてくれる相棒によりいっそう頼り、綺麗になっては自信を取り戻す……を繰り返してきましたから。

さっそく唯一無二の化粧品を見つけ出してみてください。

そしてもし、この記事を読んで「綺麗になりたい!」と思うことができたら、ぜひその気持ちに心の中で乾杯しましょう!


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