ノレバン(韓国のカラオケ)

日韓カラオケはここが違う！

日本と韓国とではカラオケのシステムが結構違うのを知っていましたか？韓国ノレバンに挑戦する前には、知っておきたいノレバンのシステムを必ずチェックしましょう。

ノレバンでは食事の注文は不可

マカロニポンティギ
韓国ではほとんどの店で料理の注文システムがありません。飲食の持ち込みも日本同様禁止！店によってアイスクリーム、マカロニポンティギ(ポン菓子)などのお菓子類が無料でサービス提供される場合があります。

お金はほとんどのお店が先払い

料理の注文など、追加料金を払うシステムがない韓国では先払いが普通。途中店内に配置された冷蔵庫からドリンクを購入する場合は、その都度料金を支払います。

カラオケは個人経営がほとんど

数少ないチェーン店「秀ノレバン」
カラオケ館、ビッグエコー、SHIDAXなど、全国的にチェーン展開が目立つ日本のカラオケ。その一方で韓国はほとんどが個人経営となります。韓国で有名な「秀(ス)ノレバン」は全国で展開されている数少ないカラオケチェーンです。

会員登録システムはなし

チェーン展開しているお店がほとんどない韓国では、会員制は採用されておらず、受付時に個人情報の記入をすることもありません。

カラオケの採点システムは使わない

採点画面は機種ごとに異なる
全国対戦可能な採点システムを搭載している日本の機械に比べ、韓国のものはルーム内で競う採点方法が一般的。しかし韓国ではほとんどの人が、１曲目が始まる前に得点が出ないよう設定をかえてしまいます。

夜中から明け方までのフリータイムはなし

日本には夜中から明け方まで、決められた時間居続けることができるフリータイム制がありますが、韓国にはありません。しかし交渉次第で朝まで一定額で滞在可能にしてもらえる所も多数。

時間の延長はサービスでもらおう！

機械液晶のTIMEで確認！
韓国では１度利用すれば、ほとんどのお店でサービスタイムをくれます。基本的に１回のサービスは約10～30分ぐらいが目安。

ただしそのサービスタイムが終わっても追加でくれる場合があるかと思えば、混雑しているので少ししかくれない時など、時と場合により色んなケースがあります。

終了時間のアラームはなし

韓国ではサービス制度があるためか、利用時間終了を知らせるインターフォンはありません。終了時間になれば、画面が勝手に切り替わり操作ができなくなるので、各自退出しましょう。

学生街で個人経営ノレバンを体験

新村(シンチョン)にあるU-PLEX裏は学生たちが利用する飲み屋街で有名なエリア。ここには小さなノレバンが密集しており、お酒を飲んだあとの２・３次会として多くの人が訪れます。

「노래방(ノレバン)」の看板

地下への階段にも看板が

１.受付

ノレバンに入ったらまずはじめに受付をすませましょう。利用する時間・人数を伝え料金を払います。料金の設定はほとんどのお店で人数に関係なく、１時間ごとのルーム単位となっています。大人数で割り勘にすると、長い時間居ても安くすむのでお得です。

２.リモコンをマスター

日本のカラオケと同様、韓国にも曲リストが載った冊子が用意されています。しかし韓国の冊子は全てが曲名の「カナタラ順」(日本語で言うあいうえお順)でしか探せず、歌手の名前で探すことができません。それに比べリモコンは歌手名でも検索が可能なため、こちらの利用をおすすめします。主要なボタンにかいてある韓国語をマスターしてリモコンを使いこなしましょう。

リモコンの構造は日本のものとほとんど一緒。歌手・曲から検索、人気チャートから検索、新曲から検索、国別の検索など機能も充実しています。曲検索後、次の曲が入っていない場合はそのままスタートボタンを、そうでない場合は予約ボタンを押しましょう。

３.曲を歌おう！

曲が流れたら思いっきり歌いましょう！日本語の曲ももちろんあり、歌詞には韓国語の発音がついているので、韓国語の練習にも活用できます。またK-POP以外の曲(海外の曲)が流れている間は、リモコンの操作ができなくなります。

４.サービスを確認

液晶ではなく別途タイマーがある場合も
終了間際には、サービスが追加されます。時間は機械の液晶で確認でき、残り時間が少なくなれば勝手に時間が追加されます。

場所によってはテレビ画面に「サービスが追加されました」と一文が表示される所もあります。ノレバン上級者は「ソービス マニ チュセヨ(サービスたくさんください)」と、受付のときに言ってみましょう。

知っておきたい！韓国人のカラオケ文化

記者W
今回初めて韓国人とノレバンに行くんだけど 、韓国の人たちって歌うときは立って歌うって本当？

記者M
うん。時と場合によるけど、会食で行ったときは必ずみんな立って歌うみたい。友達といったときでも、座ってると歌いにくいって立つ友達も多いよ。

記者W
へぇ～、そうなんだ。他にも「これに気をつけたほうがいい」とかあるの？

記者M
韓国では会社のグループとかで行っても、バラードの次にバラードって連続入力しても誰も怒らないよ。

記者W
雰囲気盛り上げるポップな曲とか歌わなくても、「空気読め！」とか言われないの？

記者M
うん、ぜんぜん言われないよ。逆にそこで熱唱するのは全然OK！歌のうまさをアピールする人が多いかも。

記者W
なるほど。じゃあ連続で一人が入力するとかは？日本では１曲歌うと他の人に回して歌うでしょ？

記者M
これも人によって、場合によってだと思うけど、平気で３～４曲連続入力する人もいるみたい。
でも１番だけ歌って終了したり、間奏は絶対ジャンプ、あとは知ってる曲が出ると他人のでも関係なく一緒に歌ったりするから、みんなで歌ってる感があって全然気にならなかったよ。

記者W
すごい！日本はお酒とか料理とか本格的な飲食がでるから、そこでくつろぎながら歌ったりするけど、韓国では歌を思いっきり歌うためだけに行くんだね。

記者M
そうそう！あと韓国らしいのが、少女時代の「GEE」、PSYの「江南スタイル」、DJ DOGの「Run to you」とか定番ダンスソングはみんなで踊ったり、横部屋から聞こえてくる曲にかぶせて同じ歌手の曲を歌って即席バトル！そのまま意気投合して仲良くなったりとかもあるみたいだよ。

提供・韓国旅行コネスト

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