韓国でもカラオケは、誰もが気軽に楽しめる娯楽の1つ。街中を歩くと、高級ブティックのような豪華なものから、地下1階のみを使用した小さなものまで、大小様々な規模のカラオケ店がいたるところにあります。
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そもそも韓国ではカラオケを「ノレバン」と呼びます。これは「歌(ノレ)」+「部屋(バン)」が合わさった単語。同じ意味で「ノレヨンスッチャン(歌の練習場)」、「ノレヨンスッシル(歌の練習室)」などもありますが、全て同じカラオケです。しかしアルコールの販売が禁止されている一般のカラオケとの区別をつけるため、2008年頃からカラオケ店を新設する場合は必ず「ノレヨンスッチャン」の看板を掲げることが法律で義務づけられました。ただしそれ以前に「ノレバン」としてカラオケ業を行なっていた場合に限り、そのまま看板を残してもよいとのこと。従って2015年現在はカラオケを意味する看板が数種にわたって混在している状況です。
またアルコールの販売や女性が接客するカラオケは「ノレチュジョム(歌の酒店)」、「ノレバ(歌のバー)」、「KARAOKE」といった表示をしています。日本でいうスナックに近いものなので、利用の際は注意が必要です。
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