そして「撮影が終わったあと、シェリーとトレイと僕はロサンゼルスに戻った」とつづけたウィルは、「僕たちの結婚生活のスタートは波乱に満ちたものとなった。僕のストッカードへの想いはつのるばかりだったからね」と、しばらく引きずっていたことも赤裸々につづっている。

そんなウィルは2015年、Esquire誌に語った自身の演技手法である「メソッド演技法」に関するエピソードの中で、ストッカードについて言及している。

インタビューの中で「『私に近い6人の他人』を撮影している時に、自分の役にのめりこみすぎてしまうんじゃないかと危機感を覚えたことがあったんだ」と語ったウィルは、「僕の役柄はストッカードの役柄と恋に落ちる設定だった。ところが、僕は本当にストッカードに恋してしまったんだ」と告白していた。

そのうえで、「『メソッド演技法』はうまく行き過ぎると時に危険な場合がある。でも僕は一度その危険さを知ってしまったから、『もうこの作品ではメソッド演技法はしない!』って思えたよ。僕はうまく演じたいがあまり、6日、7日、8日間と役づくりに没頭してしまっていた。本当に気をつけなければいけなかったんだ」と付け加えている。

ウィルの最新回顧録「Will」は今月9日に発売される。




提供・tvgroove



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