馬油は昔から火傷の特効薬として使用されていましたが、最近はその美容効果がじわじわと注目され、顔のスキンケア商品や髪の毛のヘアケア商品が多数販売されてきています。そこで、気になる馬油の効果的な使用方法や塗り方、おすすめの商品をご紹介します。シミやしわ、肌荒れが気になる方は必見です。

馬油とは?

美肌造りの最高の美容アイテム

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

馬油(バーユ)とは馬のたてがみなどからとった脂のことです。馬油の使用は古代奈良時代から始まったといわれており、その強い殺菌作用と抗炎症作用から火傷・ひび割れ・あかぎれ・切り傷などに使われてきたといわれています。

最近では、強い保湿作用が注目されスキンケア商品としても注目を集めています。具体的な効果としては顔に使用することで、シミ・しわ・ニキビの改善・乾燥・肌荒れ・日焼け後の炎症の緩和、また顔以外でも髪の毛のダメージケア・冷え性・便秘解消などといった効果があるといわれています。

馬油の特徴①高い浸透力

馬油の特徴1つ目は、高い浸透力です。というのも馬油は人の体に必要不可欠な必須脂肪酸である不飽和脂肪酸を65%も含んでいて、人間の皮脂の構造にとても近いため、皮膚の奥まで入り込みやすいからです。

実際、馬油を使用してみるとわかりますが、肌に塗るとすぐにサラサラにります。これは、塗った直後に馬油が肌に浸透するためです。肌に浸透して肌奥の細胞間を保湿成分である脂質で満たしてくれるので表面はサラサラで奥は潤った状態になるわけです。

馬油の特徴②保湿・血液循環促進

馬油の特徴2つ目は、保湿と血液循環促進効果です。馬油は少量でスッと広がり、広い範囲に油膜を作ってくれます。この油膜により肌内の水分の蒸発が防げ保湿することができます。また、毛穴の奥に浸透した馬油は毛細血管を刺激し血液の循環を促します。

血流がよくなることで肌の新陳代謝がスムーズになります。顔に使用すれば、シミやくすみが改善され、肌色も改善されます。また、ニキビ跡や日焼けの改善にも効果が期待できます。

馬油の特徴③抗酸化作用・殺菌作用

馬油の特徴3つ目は、抗酸化作用と殺菌作用です。馬油は素早く表面に広がり油膜を作ることで外部と遮断し、細菌の侵入を防ぎます。つまりこれが殺菌作用です。油膜を作った上で、馬油の強い浸透作用により内部を脂質で満たすことで内部の空気を追い出し酸化を防ぎます。これが抗酸化作用になります。

では、これがスキンケアにどう効果があるかというと、まず抗酸化作用により肌の老化が防げ、殺菌作用によりニキビや細菌が原因の肌荒れの改善が期待できます。

肌荒れに効果的な馬油(バーユ)の顔への使い方・塗り方5つ

肌荒れに効果的な使い方・塗り方①化粧水前のブースターとして使用

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

肌荒れに効果的な使い方・塗り方1つ目は、化粧水前のブースターとして使うことです。馬油を化粧水使用前にぬることで、馬油の強力な浸透力により細胞間脂質が満たされたお肌になり、化粧水の入りが良くなります。油なので、化粧水の後に使用してフタをすると考えられがちですが、化粧水前に使用するほうがおすすめです。

塗り方としては、朝・夜化粧水使用前に少量を顔に薄く延ばして塗ってください。保湿効果をさらにアップさせる方法として、塗れた状態で馬油を使用すると効果的です。つまり、洗顔後顔の水を拭き取らず米粒大の馬油を薄く顔全体に塗布する、これで美容効果ばっちりです。

肌荒れに効果的な使い方・塗り方②クレンジング・洗顔料として使用

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

肌荒れに効果的な使い方・塗り方2つ目は、クレンジング・洗顔料として使用することです。一般的なクレンジング料や洗顔はメイクや汚れと一緒に必要な皮脂も洗い流してしまい、乾燥や肌荒れにつながります。しかし馬油を使えば潤いはきっちり保ちながらメイクや汚れを落とすことができます。

以下に馬油クレンジと洗顔の方法をご紹介します。とても、簡単なので、乾燥による肌荒れが気になる方は是非参考にしてください。

POINT

馬油クレンジング・洗顔のやり方!

1.スプーン1杯の馬油を掌にのせて、掌を合わせて温めます。 2.掌についた馬油を顔全体に塗り、指の腹を使って丁寧に汚れを落とします。 3.ぬるま湯にぬらしたコットンでふきとります。 4.化粧水を含ませたコットンで優しく顔全体をぬぐいます。 ※洗顔も同じ方法です。

肌荒れに効果的な使い方・塗り方③美容液として使用

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

肌荒れに効果的な使い方・塗り方3つ目は、美容液としての使用です。馬油はとても安全な天然成分なので、美容液としても安心して使えます。敏感肌や肌荒れがひどく市販の美容液を使えない方のスキンケアとしておすすめです。

さらに、十分な保湿力があるので、敏感肌用の商品に比べ優秀な効果を発揮します。塗り方は化粧水・乳液を塗布した後、特に小ジワが気になる部位へポイント塗布してください。

肌荒れに効果的な使い方・塗り方④マッサージクリームとして使用

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

肌荒れに効果的な使い方・塗り方の4つ目は、マッサージクリームとしての使用です。マッサージをする際にクリームやオイルは必須です。これらがないと肌が摩擦をおこし肌荒れにつながります。そこでおすすめなのが馬油です。

馬油は伸びが良いので少量で済みますし、血行促進効果があるのでポカポカしてきます。マッサージ後、化粧水や乳液を入れてあげると美容効果倍増です。以下に馬油を使ったマッサージの方法をご紹介します。1週間に1度試すだけで、見違えるスキンケア効果が期待できるのでぜひ試してみてください。

馬油を使ったマッサージの方法!

額は中心から外側にらせんを描くようにクルクルと両手を使って回します。

小鼻の周りを上下に動かし、口回りは下唇の中心から上唇に動かします。

目の周りは、内側から外側にむかってくるくると両手でまわします。

最後に、頬も内側から外側にリフトアップするようにまわします。

肌荒れに効果的な使い方・塗り方⑤ニキビ箇所に使用

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

肌荒れに効果的な使い方・塗り方の5つ目は、ニキビ箇所に使用するです。馬油の効果的な使い方の一つにニキビケアがあります。馬油には強力な殺菌作用があるので、ニキビの原因菌であるアクネ菌を追い出すことができるからです。

また、馬油の抗炎症作用により、ニキビが進行して炎症を起こしてしまっている赤ニキビも沈静化することができます。それだけでなく、馬油には血行促進して肌の新陳代謝を高める効果もあるので、これによりできてしまったニキビ跡を薄くしたり消したりできることがきたいされます。

馬油を使った顔肌の悩み別解決方法

馬油を使った顔肌のお悩み別解決方法①ニキビを治す方法

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

馬油を使った顔肌のお悩み別解決方法の1つ目は、ニキビを治す方法です。ニキビには2種類、思春期の皮脂の過剰分泌によってできる思春期ニキビと、大人になって乾燥やストレスによるホルモンバランスの崩れからできる大人ニキビとがあります。それぞれのニキビによって使い方・塗り方が違うので気を付けて下さい。

まず、思春期ニキビの解決方法ですが、洗顔後やお風呂に入った後、夜寝る前に馬油をニキビの上に乗せてください。塗り方は軟膏、クリームと同じです。ニキビの箇所に薄く塗布してください。これを少なくとも2カ月続けることで、ニキビが治ったという報告が多数あります。

続いて大人ニキビの解決方法ですが、乾燥を防ぐためにクレンジングや洗顔を馬油で行ってください。やり方は上記でご紹介したとおりです。これで、肌を保湿してくれるとともに、詰まった角質を取り除きアクネ菌の侵入が防げるのでお悩み解決できるはずです。

馬油を使った顔肌のお悩み別解決方法②顔のシミを治す方法

顔への馬油の塗り方は?肌荒れが美肌になるバーユの効果的な使い方は?
(画像=『BELCY』より引用)

馬油を使った顔肌のお悩み別解決方法の2つ目は、顔のシミを治す方法です。シミの主な原因は紫外線といわれています。紫外線によりメラニンが過剰に産出され、肌の再生つまりターンオーバーによって排出しきれず、肌の奥に残ってしまうことが原因です。

ということは、過剰に作られたメラニンが肌に残らず排出されきれればよいわけです。そこで、顔のシミを治す有効な方法としては、肌の再生の正常化を促すマッサージがおすすめです。馬油を使ってマッサージすることで血液循環が促進され肌のターンオーバーの正常化がスムーズに行われます。