こだわりのカフェが軒を連ねるシドニーには、コーヒー豆の生産地や焙煎方法、淹れ方など独自のレシピを持つカフェもたくさんあります。観光とショッピングの中心地「シドニーCBD」にあるロースタリー・カフェで、本格的なコーヒーを楽しんでみましょう。

ロースタリー・カフェとは?

英語で「焙煎所」という意味を持つ「Roastery(ロースタリー)」。こだわりのカフェが軒を連ねるシドニーには、自分達の焙煎所でコーヒー豆の自家焙煎を行う「Roastery Cafe(ロースタリー・カフェ)」があります。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

どのカフェも産地や栽培方法にこだわって豆をセレクトし、管理や焙煎方法、淹れ方など細部まで妥協がありません。こだわり抜かれたコーヒーは「スペシャルティ・コーヒー」と呼ばれ、お店ごとの個性的な美味しさには定評があります。

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(画像=mayumi シドニーのChippendaleにあるロースタリー・カフェ「Toby's Estate(トビーズ・エステート)」も有名店の一つ、トリップノートより引用)

「コーヒーが美味しい」オーストラリアに訪れたら、そんなこだわりのカフェに訪れて美味しいコーヒーを味わいましょう。今回は観光スポットやショッピングエリアが林立するシドニーCBD(Central Buisiness District / 中央ビジネス区域)で、本格的なコーヒーが楽しめるロースタリー・カフェを5軒ご紹介します。

【1】ロースタリー・カフェの老舗「Mecca(メッカ)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

まず最初にご紹介する「Mecca(メッカ)」は、2005年シドニー創業のロースタリー・カフェ。一号店のCBD店はシティど真ん中に位置するThe Grace Hotel(グレース・ホテル)の1Fにあり、シティの中では老舗カフェ的な存在です。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

使用しているコーヒー豆は契約農家から直接買い付け、細かい生産工程の管理だけでなく、その地域への社会貢献にも携わるなどフェア・トレードにも取り組んでいます。ジオメトリック柄が可愛いオリジナルのコーヒー豆は、豆の種類やブレンドによってカラフルに色分けされています。

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(画像=mayumi Soy Flat White($4.50 / ¥350)Cappuccino($4.00 / ¥310)、トリップノートより引用)

White Coffee(ホワイト・コーヒー)と呼ばれるミルク入りコーヒーに使用されているのは、コロンビア産とブラジル産の豆をブレンドしたHouse Blend。しっかりとしたコーヒーの力強さを感じつつもフルーティな酸味があり、適度なコクと甘さがミルクと絶妙なバランスです。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

白い壁と木の梁が特徴の焙煎所兼カフェの「Alexandria(アレキサンドリア)店」は、こぢんまりしたCBD店に比べ広々とした開放感が楽しめます。大空間の中でのんびりと寛ぎつつ、しっかりとフードも楽しめるのもオススメです。

【2】様々なコーヒー関連の賞を受賞「Gumption(ガンプション)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

シドニー最古のショッピング・アーケード「Strand Arcade(ストランド・アーケード)」にある「Gumption(ガンプション)」も、CBDで働くコーヒー好きが必ず名前を挙げる人気店。幅6m程のアーケード通路には、常にコーヒーを求めるお客さんで列ができています。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

有名コーヒー店が軒を連ねるシドニー西部のMarrickville(マリックビル)。そこにある数々の受賞歴を誇る名店「Coffee Alchemy(コーヒー・アルケミー)」の姉妹店ということで、本店お墨付きの美味しいコーヒーを提供しています。手際よくコーヒーを淹れるバリスタ達は、まさに店名の「Alchemy(錬金術師)」のようです。

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(画像=mayumi Cappuccino($4.00 / ¥310)、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi Soy Latte($4.50 / ¥350)、トリップノートより引用)

他のカフェとは異なり「メニューはコーヒーのみ」なのがここの特徴。パンやペイストリーなどの軽食も一切置いていません。自分達で厳選した豆とこだわりの手法で焙煎されたコーヒーに絶大な自信があるため、メニューはコーヒーだけに一点集中しています。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

オーダーしたコーヒーは是非アーケードの通路に並んだカウンター席でいただきましょう。ストランド・アーケードのレトロな雰囲気も一緒に味わえ、忙しい観光やショッピングの合間に気軽に美味しいコーヒーが飲めるオススメのお店です。

【3】オフィスビルにある隠れ家「Hills Bros(ヒルズ・ブロス)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

シドニーCBDの中で、大手企業がオフィスを構えるビジネスの中心的なエリア「Martin Place(マーティン・プレイス)」。メイン通りのオフィスビルの中にある「Hills Bros(ヒルズ・ブロス)」は、Surry Hills(サリー・ヒルズ)にある人気店「Reuben Hills(ルーベン・ヒルズ)」の姉妹店です。

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(画像=mayumi サリーヒルズにある「Reuben Hills(ルーベン・ヒルズ)」、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi 中央にある吹き抜けの上が焙煎所、トリップノートより引用)

サリーヒルズ本店では2012年オープン以来、2Fにある焙煎所でローストした豆を1Fで提供する小規模なスタイルを取っていましたが、今では「Paramount Coffee Project(パラマウント・コーヒー・プロジェクト)」などの人気店も展開し、シドニーのコーヒー好きを唸らせる存在になりました。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

表に大きな看板もなくオフィスビルの中にあるため、気付かずに通り過ぎてしまう可能性も。吹き抜けホールの一角にあるゴールドの大きな彫刻が目印です。重厚感あるコンクリートのベンチトップや黒い大理石の壁、錆加工を施したランプなど、ミニマルでクール、洗練されたインテリアはギャラリーのようです。

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(画像=mayumi Cappuccino($4.00 / ¥310)Soy Flat White($4.50 / ¥350)、トリップノートより引用)

中南米とアフリカ産の厳選した豆のみを使用した季節のハウスブレンドは、チョコのように濃厚でほのかに甘い口当たり。ミルクともよく合います。

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(画像=mayumi ピリ辛が美味しいNasi Goreng($17.50 / ¥1,365)、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi コクのあるフムスと野菜たっぷりのHills Bowl($16.00 / ¥1,250)、トリップノートより引用)

ここのカフェの特徴は、フードメニューが充実していること。アジアンをベースに、コーヒー豆が栽培されている中南米のスパイシーなフレーバーを取り入れています。「本当にロースタリー・カフェなの?」と思わせるほど手の込んだフードメニューは、ボリューム満点で文句なしの美味しさです。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

オフィス街にあるので、出勤前に朝食やコーヒーを求めるお客さんで朝から混み合います。コーヒーのみをテイクアウェイして行くお客さんが多いので、朝食やランチ時を除けば席に座って比較的のんびりと時間が過ごせますよ。都会の雰囲気を残したクールでスタイリッシュなカフェです。