爽やかな風味の決め手!アジアのハーブたち
レモングラス
タイをはじめ東南アジアで広く親しまれているイネ科のハーブ「レモングラス」。レモンに似た香りがするのは、共通成分のシトラールを含んでいるから。なんと!シトラール成分はレモンより含有量が多いのです。
爽やかな風味のレモングラスは、高温多湿のアジア圏で料理やティーに広く用いられてきました。ジメジメした気候だからこそ、スッキリした柑橘系の香りが、古くから好まれてきたのかもしれません。料理には根元に近い白っぽい部分を、ティーには上部の緑色の葉の部分が使われます。
コブミカンの葉
表面がコブのようにゴツゴツした皮の果実をつけるミカン科のハーブ、その名もコブミカン。果肉は苦味が強いため、スープには葉を香りづけとして用います。
コブミカンの葉は、英名では、カフィアライムリーフと呼ばれ、東南アジア料理の風味づけによく使われます。酸味と柑橘系の芳醇な香りのする葉は、茎に近いほうは細長く、つづく片方は翼を広げたように丸い葉、二枚の葉が連続してくっついたような独特な形をしています。
日本国内ではほぼ生産されていないので、料理に使いたいときは、乾燥させたドライリーフを、エスニック食材の売り場などで購入するとよいでしょう。
「トムヤムペースト」でスープづくりにチャレンジ!
手軽さがうれしい!市販のトムヤムペーストを使えば、世界の三大スープ「トムヤムクンスープ」が簡単に調理できます。タイでは植物そのもの、生の状態のフレッシュハーブがスープづくりに使われますが、入手しにくい場合は、乾燥させパック詰めされたドライハーブで代用できます。
爽やかなアジアのハーブを使い、グレードアップした本格的な「エスニックスープ」を手作りしてみませんか。美味しいばかりでなく、芳醇な香りも楽しめちゃいます。ハーブの豊かな芳香“香りのセラピー”をプラスして、食欲の秋に楽しく癒されながら、クッキングタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
提供・Cafend
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