毎朝襲ってくる「仕事に行きたくない・・・。」という気持ちと倦怠感。無理やりごまかして、満員電車に乗り込む日々を送っていませんか?

でも、その状態は危険かもしれません。

今回は、かつて「仕事に行きたくない・・・。」という気持ちを押し殺して仕事を続けていた筆者が、結局どうなってしまったのか?脚色なしの実話をご紹介。私のような辛い経験をする前に、するべき対処法もお伝えします!

「仕事に行きたくない。」と感じることは、決して悪いことではありません!この記事をきっかけに、「なぜ仕事に行きたくないのか?」その原因を探り、心のモヤモヤを解消してみませんか?

1.「仕事に行きたくない・・・。」と感じる原因ベスト5

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

あなたが「仕事に行きたくない・・・。」と感じるのは、どんな時でしょうか?

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

心身共に疲れている時は会社を休みたくなる・・・。

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

仕事でミスが続いた時は、精神的に凹んで出社したくないなぁ。

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

仕事と家事育児の両立が限界の時。仕事を休んでゆっくり家事だけしていたい!

など、仕事を休みたくなる理由は人それぞれあると思いますが、ここでは客観的なデータをもとに「仕事に行きたくない理由」を検証していきます。

こちらのグラフは、PRIME読者世代の「35歳~39歳の女性転職入職者」が、前職を辞めた理由を表したものです。

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」|【転職入職者が前職を辞めた理由別割合】をもとに独自作成、PRIMEより引用)

ご覧になって分かるように、「その他の理由25.2%」を除くと、35歳~39歳の女性転職入職者が前職を辞めた理由第1位は、何と「職場の人間関係」!

・上司がワーママに理解のない人だった
・嫌な仕事を押し付けられた
・マタハラにあった

など、男性に比べ、女性、とりわけワーママは、人間関係の悪化で仕事がしにくくなるケースが多くあるようです。

その他、第2位:定年・契約期間の満了、第3位:給料等収入が少なかった、第4位:労働時間・休日等の労働条件が悪かった、第5位:能力・個性・資格を生かせなかった、と続くように、私達が「仕事に行きたくない・・・。」、「もう辞めてやる!」と思う理由は、そこら中に転がっており、実際に転職する人も多くいることがよく分かりますね。

しかし、「出社したくないから、即転職!」という人は珍しく、「休みたいなぁ。」というモヤモヤを抱えたまま仕方なく会社に行くケースが多いでしょう。

しかし、我慢して出社を続けることが「善」とは言えません。思い切って会社を休んだ方が結局うまくいく状況とは?次で詳しくお伝えしていきます。

2.仕事を休むべき状況とは

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

(1)単純に疲れている時

疲れがたまって体力的にしんどい時には、思い切って1日休んだ方が仕事の効率が上がることがよくあります。

肩こりからくる吐き気や頭痛、耳鳴りなど、「あ、私疲れが限界かも。」と思ったら、計画的に休みをとりましょう。

大きな仕事が1つ片付いたタイミングなどは、仕事が休みやすいでしょう。ちょうど疲れがピークになることを想定し、前もって有給を入れておくのがおすすめです。

ただし、体調不良など我慢できない時は当日でも躊躇なく休むべきです。その場合、その日の業務が滞ることがないよう、急ぎの仕事などは上司や部下に託すなど【報・連・相】をお忘れなく。

(2)どうしてもやる気が出ない時

「どうしてもやる気が出ない・・・。」そんな時は、ゆっくり休んで英気を養うのもありです。

・疲れで体が動かない
・プライベートな心配事(両親の病や子どものトラブル)で、仕事が手につかない

このような時は、人間誰しも仕事のやる気なんて出ません。思い切って仕事を休み、心身をゆっくり休めましょう。

しかし、やる気が出ない原因が「数日休んだだけで解消されるものではない場合」は対応が変わります。

・上司と考えを理解してもらえない
・仕事に興味がない
・そもそも、今の仕事はしたくない

このような状況はいくら休んでも改善させることはありません。問題を根本から解決する必要があるため、【3.「仕事に行きたくない・・・。」でも休まず我慢し続けた私の末路】以降をお読み下さい。

(3)心身に不調が出ている時

「仕事に行きたくない。」という思いが募り、心身に不調が出てしまっている時には、即座に休みを申請すべきです。

・仕事に行こうとすると胃痛がする
・朝起きると涙がとめどなく溢れてくる
・満員電車で息切れする

など、心のバランスが崩れそれが体調にも影響している場合、会社を休み心療内科の受診や臨床心理士によるカウンセリングを受けることをおすすめします。

実は筆者も、前職を辞める前には心と体に明らかな異変が出ていました。そんな中、無理をして出社を続けた私がどうなったか?次でお話していきます。

一人で悩んでいる方へ。

PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?

家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。

そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。

そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。

私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。

しかしその会社でワーママのパイオニアとなったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子供を育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。

そしてワーママの名札をつけたことで始まった色んな理不尽さや自分の中の葛藤と闘いながらワーママ生活を続けてきました。

当時は社会や自分に対して色んなことを感じながらも、どこかで折り合いをつけ自分を納得させながら生きてきました。

でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子供も大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。

そこに至るまで、近すぎるゆえ同僚ワーママやママ友には言えないこともたくさんありましたが、

人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。

女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも、前向きになれることが意外とありますよね。

もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?

もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。

私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。
その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。

どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!

3.【実話】「仕事に行きたくない・・・。」でも休まず我慢し続けた私の末路

「仕事行きたくない…。」休むことなく我慢し続けたワーママの末路【実話】
(画像=PRIMEより引用)

某大手設計会社で仕事をしていた私は、第一子の妊娠をきっかけに産休・育休を取得。保活にも成功し、子どもが1才になる頃に職場復帰を果たしました。

しかし、これが地獄の始まり・・・。

・育休明けから出張で飛び回る生活
・夫もかなり多忙で平日は完全ワンオペワーママ
・頼れる親戚が近くにいない
・20時まで1才の子を保育園に預けて働く日々
・それでも業務が追いつかないので家でも深夜作業
・病児保育もフル活用

このような生活が急に始まってしまった私は、完全に心身のバランスを崩してしまいました。朝起きても疲れたまま。倦怠感が酷く「仕事行きたくないなぁ・・・。」、「このままこの子と一緒に、ゆっくり眠りたいなぁ。」と何度も思いました。

でも、当時の私は「そんなことで会社を休むなんて怠けてる!」という考えがあり、当日欠勤は一度もなし。そんな中体はどんどん辛くなる一方で、やがて会社に行こうとすると胃痛や吐き気が襲ってくるようになりました。夜も眠れず、毎晩寝つきに良いと言われるヒーリングミュージックをかけていましたが大した効果もなく・・・。

今思えば、このタイミングで上司に相談すればよかったものの、職場では無理をして涼しい顔をしていた私。しかし、ある朝いつものように髪を束ねていると、三面鏡の左サイドにうつる自分の横顔に違和感を覚えました。

「あれ・・・髪が・・・ない!」500円玉大の白い地肌が見えており、円形脱毛症になっていたのです。

そしてこの時初めて、「あ、これはマズイかも・・・。」と思うと同時に、膝から崩れ落ちるような感覚に襲われました。そして、「もう仕事辞めよう・・・。」と自分一人で決断してしまい、上司に本当の理由を告げることなく去るように退社してしまったのです。

この私の実体験から言えることは、「人に相談すること」がいかに大切かということです。

・もし、体調に変化があった時に休んでいれば・・・。
・早めに上司に相談していれば・・・。
・産業医に打ち明けるのもありだったかも・・・。

など、今でも様々な後悔が頭をよぎります。

もしあなたが「会社に行きたくない。」と思っているなら、すぐに誰かに相談してほしい。

これが経験者の願いです。上司にも相談しにくく、身近に頼れる人もいない場合は、次でご紹介する「ポジウィルキャリアの45分無料相談を試してみてはいかがでしょうか?