【2日目】大通駅周辺でグルメ＆ショッピングで締めくくり
札幌の旅はいよいよ終盤へ。再び地下鉄で大通駅に戻ってグルメや観光を楽しみましょう。大通駅や札幌駅周辺には、人気のスープカレーのお店があるほか、北海道を代表する菓子メーカーのお店もあり、食事をしたりお土産やスイーツを買うことができます。
13:00 人気店「スープカレー GARAKU」で絶品スープカレーを味わおう！
札幌に来たら欠かせないグルメのひとつがスープカレーです。その中で地元の方に人気のあるお店が、札幌パルコから少し歩いたところにある「スープカレー GARAKU（ガラク）」。豚骨や鶏ガラ、香味野菜など、30種類の食材を使った特製ブイヨンと21種類のスパイス、さらに和風だしを加えたスープカレーを提供しています。
主なメニューは、北海道・上富良野（かみふらの）産のラベンダーポークを使った「豚しゃぶと7種きのこの森」（税込1,290円）や、自家製の豚の角煮が入った「とろとろ炙り焙煎角煮」など5種類。スープにご飯を浸したり、ご飯に直接かけたりして、味わってみましょう。
北海道の鶏の唐揚げ「ザンギ」もおすすめ。店主のお母さんのレシピを継承してアレンジした一品で、ジューシーかつ、鶏肉の柔らかい食感を堪能できます。そのまま食べるのはもちろん、スープカレーにつけて食べてみても。
14:30 現存する国内最古の時計台「札幌市時計台」を見学しよう！
スープカレーを堪能したところで散策を再開。お店から少し歩いたところにある「札幌市時計台」へ行きましょう。元々はクラーク博士の構想で札幌農学校の演武場として明治時代に建てられた建物で、真ん中にある振り子式塔時計は明治時代の運転開始以来、今も鐘の音で時を伝えています。
1階の大展示室では、時計台や札幌農学校の歴史についてパネルやジオラマを通して紹介。クラークをはじめ、北海道の開拓に関わった黒田清隆（くろだきよたか）、当時のアメリカの農商務長官だったケプロンなど、偉人たちの功績を含めて学べます。
2階のホールに上がると、ベンチに座っているクラーク博士の彫像が来館者をお出迎え。明治時代の学位授与式祝賀会で使われていた講堂を復元しており、ツーショットで記念写真を撮ることができます。
また2階の時計機械にも注目。アメリカの老舗時計メーカー・ハワード社が製造したもので、実際に使用されている振り子式塔時計と同等の機械が展示されています。
15:00 観光の締めくくりにお土産を買おう！
散策を楽しんだところで最後にお土産を買いに行きましょう。札幌駅や、札幌大丸店、札幌エスタといった商業施設、さらに大通駅近くの通り沿いを中心にお店があります。ここでは、札幌駅と大通駅周辺のスイーツが買えるお店を厳選してご紹介します。
風味豊かなチーズスイーツがおすすめ「ルタオ」
大丸札幌店内にある「ルタオ」。小樽（おたる）に本店を構えるスイーツショップで、チーズやチョコレートを使った生菓子や焼菓子を豊富に取り揃えています。
定番の一品は「ドゥーブルフロマージュ」。レアチーズとベイクドチーズの2層で重ねたチーズケーキで、柔らかくて口当たりのよい食感を味わえます。家族へのお土産や自分へのご褒美におすすめです。
また友人や会社の同僚におすそ分けしたい方は、ラングドシャクッキー「小樽色内（いろない）通りフロマージュ」（10枚入り・税込972円～）がおすすめ。生地やチョコレートにチーズを使っており、口当たりも軽くしっとりとした味わいを楽しめます。あわせて期間限定の「フロマージュミルク味」（10枚入り・税込972円～）もチェックしてみて。
十勝の食材を使ったお菓子に注目「柳月」
同じく大丸札幌店にある「柳月（りゅうげつ）」は帯広に本店を構える菓子メーカー。白樺の薪をイメージしたバウムクーヘン「三方石（さんぽうろく）の小割」（1個・税込130円～）や、オホーツクの塩をアクセントに加えた「あんバタサン」（4個入り・税込600円～）など、北海道の食材を使ったお菓子が手に入ります。
この他にも、北海道の「鮭ぶし」を使ったおせんべい「鮭ぶし丸」（5枚入り・税込350円）や、十勝産の小豆のこし餡とチーズクリームで包んだ「月ふわり」（4個・税込515円～）など、和洋を問わず様々なお菓子を取り揃えているので、お好みのお菓子を見つけてみましょう。
濃厚なレーズンサンドが有名な老舗「六花亭」
「六花亭（ろっかてい）」は柳月と同様、帯広発の人気菓子メーカーの旗艦店。濃厚なレーズンサンドクッキーをはじめとした和・洋菓子や、絵柄をイメージしたオリジナルの雑貨を販売しているほか、喫茶室も併設しており、ホットケーキ（税込620円）なども味わえます。
定番の「マルセイバターサンド」は、お店オリジナルの小麦で作ったビスケットに、北海道産の生乳を100％使用したバターとレーズンが入ったクリームをサンドした一品。レーズンの甘酸っぱさと濃厚なバターの風味が特徴です。
この他にも、ひと口サイズのマドレーヌ「めんこい大平原」や、マルメロのゼリーとはちみつが入ったレモンチョコクリームをサンドしたパイ「いつか来た道」（4個・税込500円）、フリーズドライのいちごにホワイトチョコレートで包んだ「ストロベリーチョコホワイト」（1袋・税込300円～）など、色とりどりのお菓子を取り揃えています。
北海道の海の幸を使ったおかきやバウムクーヘンが自慢「北菓楼」
大通公園から少し歩いたところにある「北菓楼（きたかろう）」。北海道の中央部、砂川（すながわ）市に本店を構える菓子メーカーのお店で、販売店とカフェを併設しています。建物は大正時代に建てられた図書館をリノベーションしたもので、著名な建築家・安藤忠雄（あんどうただお）氏によってモダンなデザインに生まれ変わりました。
おすすめの一品は「開拓おかき」（1袋・税込440円）。増毛（ましけ）産の甘えびや函館産のイカ、標津（しべつ）産の秋鮭など、8種類の北海道の海の幸を使ったおかきが手に入ります。お酒のおつまみとしても良さそうです。
また生クリームや卵など、北海道産の食材を使った「バウムクーヘン妖精の森」（1ホール・税込1,296円）や、良質なカカオバターを使ったチョコレートをサンドした「はまなすの恋」（8枚入り・税込415円）なども販売。また札幌本館限定のお菓子で濃厚なチョコレートを使った「夢がさね」もおすすめです。
洞爺湖発のホクホクスイーツのお店「わかさいも本舗」
札幌駅の西口改札から少し歩いたところにある「わかさいも本舗」。北海道・洞爺湖（とうやこ）町に本店を構えるお店です。お芋を使わず、北海道産の大福豆と呼ばれる食材で作った見た目がお芋のようなお菓子を取り揃えています。
主なラインナップとしては、さつまいもに見立てたお菓子「わかさいも」（6個入り・税込778円）、北海道産の小豆で作ったつぶ餡が入った「北海道あんぽてと」（6個入り・税込1,080円）、栗あんが入った「北海道あんまろん」（6個入り・税込1,080円）など。お茶うけを探している方におすすめです。
16:30 札幌駅からそれぞれの目的地へ
お土産を買ったところで札幌駅に戻り、電車または高速バスに乗ってそれぞれの目的地へ移動。札幌の旅は締めくくりを向かえます。
この記事を書いたトラベルライターからひと言
約2年ぶりに訪れた北海道・札幌。街並みも変わらず、大通公園とさっぽろテレビ塔のライトアップもきれいに輝いていました。この他にも、市の郊外にはモエレ沼公園や大倉山ジャンプ競技場、札幌二条市場など、観光やグルメを楽しめるスポットもあります。ぜひ札幌へ訪れた際は、隅々まで満喫してみてくださいね。（サトホーク）
提供・トリップノート
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