体を温めるメリット②ダイエット効果
体温が上がるとエネルギー代謝がアップするため、基礎代謝の機能が上がり普段通りの生活をしているだけでも十分にエネルギーを消費してくれます。また、体温が上がることで免疫細胞が正常に働くため、痩せやすく太りにくい体質になります。ダイエットをしても全く痩せないという人は、体温が低いことが原因かもしれません。特に冬の冷え込む季節は、あまり外に出て体を動かすことが少なくなり、運動量が減りがちです。体温を上げることで代謝をアップさせて、少しでもエネルギーを消費したいですね。
体を温めるメリット③美容効果
体が温まると、内臓が活発に動くため美容にも効果が期待できます。内臓が活発に動くことによって老廃物を溜め込まずに排出されるため、肌質の改善も期待できます。体が冷えることによって体に老廃物が長く溜まった状態でいると、悪玉菌が生み出す有害物質が体に吸収されて血流によって対中に運ばれてしまい、最終的に有害物質を体から排出しようと肌荒れや吹き出物となって現れるのです。
体を温めるメリット④生理痛や妊活にも効果的
体が冷えるとホルモンバランスが乱れやすくしたり、子宮の血流を悪くするなどの様々な悪影響を及ぼす可能性があります。妊活中の人は、低い体温よりも理想的な体温である方が効果的と言われています。また、血流が良くなることで生理痛の緩和にも繋がります。妊活中の人もそれ以外の人も、体温を上げることによって生理による不調を和らげて女性ホルモンを正常に分泌させます。
体を温めるメリット⑤不眠症の改善
自律神経のバランスが崩れていると眠れなくなったり、寝てもすぐに目が覚めてしまうといった不眠症が起こりやすくなります。体を温めることによって体の血流が良くなり、頭部に繋がる血管の血流も改善されるため自律神経が整います。その結果、不眠症が改善して、質の良い睡眠に繋がります。
体を冷やす食べ物を食べたい時はアレンジを加える
体を冷やすからといっても、夏は特に少しでも涼しくなれる物を食べたいと思いがちです。そんな体を冷やす食べ物を食べたい時には、少しのアレンジを加えることによって体が冷えるのを防ぐことができます。ここでは、体を冷やす食べ物を食べる際におすすめのアレンジ方法についてご紹介します。
アレンジ方法①加熱調理する
体を冷やす野菜などは、加熱調理を行うことで体を温める食べ物へと変わります。例えば、トマトは生で食べても美味しい野菜ですが、そのまま食べると体を冷やす効果があるためスープや煮込み調理がおすすめです。ぐつぐつと加熱することで、体が温まる他にも抗酸化作用やダイエットに効果的なリコピン、生活習慣予防にも効果があるβカロチンを摂取することができます。
さらに体を温める食材を一緒に組み合わせることで、さらに体を温める効果がアップします。
アレンジ方法②発酵食品を使って調理する
体を冷やす野菜や果物でも、発酵させると性質に変化が起きることは先ほど説明しましたが、発酵食品を使って調理しても同じような効果が得られます。例えば、なすやキャベツを発酵食品である味噌で炒めれば、体を温める食べ物へと変化します。このように味噌以外にも生姜や豆板醤、醤油などの発酵食品を使えば、体を冷やす食材でも思いっきり食べられます。
アレンジ方法③ドレッシングを工夫する
レタスやトマトなどは体を冷やすとされている野菜ですが、サラダとして食べたいなと思う時があります。そんな時には、サラダにかけるドレッシングに工夫をすることで、サラダでも体を温める食べ物へと変化することができます。
ドレッシングには、体を温める食材を使った物を選ぶだけで大丈夫です。例えば大葉や醤油、生姜などを使ったドレッシングを選べば体を冷やす心配がありません。
体を温める食べ物を使ったおすすめメニュー
体を温める効果のある食材を使った、あったかおすすめメニューをご紹介します。温まりたいなと思う日や、体の冷えによる疲れを感じた時などに作ってみてはいかがでしょうか。
味噌汁
野菜をたくさん食べれて、体も温められるまさに一石二鳥のメニューの一つが味噌汁です。味噌のような発酵食品を使って調理を行うことで、白菜などの体を冷やす効果のある野菜でも体を冷やす心配なく食べれます。具材には蓮根や大根などの根菜をはじめ、たくさんの野菜を入れてると野菜の旨味や栄養をたくさん摂取できます。
チゲ鍋
キムチを使ったチゲ鍋も、味噌汁と同様に体が温まるメニューです。辛い物は代謝をアップさせるため自然と体がぽかぽかと温かくなります。また、辛い食べ物は食欲が湧くので疲れた体に栄養を補給することができます。鍋の具材にはいろんな野菜を入れて、野菜の持つ栄養をそのまま体に吸収しましょう。
根菜の煮物
作り置きもできる煮物に体を温める効果のある根菜を使えば、根菜の効果で体を温めてくれるメニューとなります。主菜が冷たい食べ物であっても、おかずに体を温める食べ物を合わせれば、体が冷え過ぎるのを防ぐことができます。
鮭のバターソテー
北の海で育った鮭も体を温める食材の一つです。鮭とバターはどちらも体を温める性質を持っています。また鮭のバターソテーは子供から大人まで人気の高いメニューの一つで、比較的簡単に作れるためおすすめのメニューです。きのこ類なども一緒に入れることで栄養のバランスがさらに整います。
かぼちゃのコロッケ
かぼちゃも体を温める性質を持つ野菜です。かぼちゃのコロッケはジャガイモよりも甘味があるので、子供からも人気があります。かぼちゃと一緒に発酵食品のチーズを入れるなど、体を温める食べ物を上手に組み合わせてアレンジするのもおすすめです。
ジンジャーティー
体を温める食材として良く知られている生姜を、スプーン1杯分温かい紅茶に入れるだけでできる簡単な飲み物です。
生姜は東洋医学で生葉としても使われていて、冷えによる血液の滞りを改善して体の隅々まで血液を行き渡らせることができます。その結果、生姜を食べると体がぽかぽかとしてくるのです。さらに生姜には鎮痛作用もあるため、風邪をひいた時に起こる節々の痛みや、冷えが原因による関節炎などにも効果が期待できます。
体を温める飲み物と冷やす飲み物
体を温める食べ物があるように、飲み物にも体を温める物と冷やす物があります。ここでは、体を温める飲み物と冷やす飲み物を解説しま。普段飲んでいる飲み物が、実は体を冷やす効果を持っている可能性がありますので、普段良く飲む物や好みの飲み物が体を温めるのか冷やすのかをしっかりと理解しておきましょう。
体を温める飲み物
体を温める飲み物には、ココアや温かい紅茶、ほうじ茶や甘酒などがあります。
ココアに含まれる「テオブロミン」という成分には、手足の末端神経を広げる働きがあるため手足の血行が良くなり体が温まります。
紅茶は茶葉を発酵して作られているため、体を温める効果があります。紅茶を飲む際には新陳代謝を高める働きのあるレモンを入れてレモンティーにするのがおすすめです。紅茶にはカフェインが含まれていますが、カフェインには体を冷やす効果があるため飲み過ぎには注意が必要です。
ほうじ茶はカフェインが比較的少ないお茶で、ほうじ茶特有の香ばしい香りの成分である「ピラジン」が血行を促進して冷えを解消してくれます。
お正月月などの寒い季節に良く飲む甘酒は、麹を発酵させて作られているため体を温めるる作用があります。また甘酒に含まれる「コウジ酸」が血行を促進する作用もあります。
体を冷やす飲み物
コーヒーはホットコーヒーなら体を温めると考えがちですが、実は体を冷やす効果があります。コーヒー豆は南国で育つことが多いため、暖かい地域で育った物は体を冷やす効果があるのです。
また、コーヒーと同様にパイナップルジュースやバナナジュースのような南国で育ったフルーツを使ったジュースも体を冷やす効果があります。
また牛乳も体を冷やす効果がありますが、温めることで体を冷やすのを防ぐことができますので、牛乳を飲む際にはホットミルクにして飲むと体を冷やさずに済みます。
体を温める食べ物で健康を美容を手に入れよう!
体を温めることは寒い時に温かくなるだけではなく、毎日を快適に過ごすための健康維持や美容効果にも繋がることがわかりました。食べ物には体を温める効果がある物と冷やす効果がある物があります。普段何気なく食べていた食べ物が実は体を冷やしていたということもあるかもしれません。冷えに悩まされている人はぜひ今回ご紹介した体を温める食べ物を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、体を温める食べ物の特徴や見分け方についても、食事のメニューを考える際や使う食材選びの参考にしてください。
体を温める食べ物を食べて、冷えを解消して健康と美容を手に入れましょう!
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