動悸改善ヨガ
動悸を整え、自律神経を整えてくれるヨガは、ズバリ、リラックスヨガです。
動悸を収めるポイントは、リラックスにあるんです。
ゆったりと落ち着いてリラックスをすることで、交感神経は少しずつ静まり、自律神経は整います。
そんなわけで、動悸が収まるリラックスヨガをご紹介していきたいと思います。
ヨガ呼吸
動悸が止まらない時って胸が苦しくて、そんなに激しく動くことはできませんよね。
座ることができる場所があったら、座ってみましょう。
横たわってしまってもかまいません。
そして、息を吐きます。
息を吐くだけで、人間のカラダはリラックスができる仕組みになっているんですよ。
ですから、とにかく息を深く吐きましょう。
それから、ゆったりとヨガ呼吸をして自律神経を整えていきます。
簡単ですので、一緒に行ってみましょう。
やり方
- 16秒間息を吐く。
- 4秒間息を吸う。これを繰り返す。
息を吸う時には、無理に吸いこもうとがんばらなくてOKです。
息をしっかり吐いておけば、息を吸い込もうとがんばらなくても、自然にカラダに空気が入ります。
息をしっかり吐く。これを意識して繰り返してみましょう。
猫のポーズ
ヨガ呼吸で少しずつ落ち着いたところで、ゆっくりとヨガをして、さらに自律神経を落ち着かせていきましょう。
猫のポーズは、背骨をしなやかに動かすポーズになります。
自律神経は背骨のすぐそばを通っています。
背骨をしなやかに動かすことで自律神経もしなやかになり、乱れた自律神経が整います。
普段よりもかなりスローペースで行うことをおすすめします。
やり方
- 四つ這いになる。
- 息を吐きながら、背中を丸めていく。手のひらで床を押し、おへそをのぞきこむように。できるだけ、背骨は高く持ち上げるような気持ちで行う。
- 息を吸いながら、①に戻る。
- 息を吐きながら、背中を反らせていく。手のひらで床を押し、天井を見上げるような感覚で。おしりもなるべく高くつきあげる。首の後ろは縮めないように注意する。
- ①~④を6回繰り返す。
橋のポーズ
背骨を動かす橋のポーズも、自律神経を整えるのにオススメのポーズです。
こちらもゆっくりとムリのないように行ってください。
苦しかったり、できそうにないという場合はムリに行わないでくださいね。
ご自分のできる範囲で、ゆったりと行いましょう。
やり方
- 仰向けになる。両腕はカラダにそわせ、手のひらは床につけておく。両膝を立てる。
- 息を吐きながら、腰を持ち上げる。できるだけ高く持ち上げよう。胸とアゴがくっつくくらいを目指してみよう。
- そのままの姿勢で20秒間キープする。
- ゆっくりと①に戻る。
動悸をヨガで乗り切ろう
気温差が激しい季節には、自律神経が乱れがちになります。
動悸が止まらなくて苦しいシーンが増えてしまうかもしれません。
そんな時にはとにかくリラックスを意識しましょう。
温かい部屋でゆったりと呼吸をする。
温かいお湯などを飲んで一息ついてもいいかもしれません。
それから、のんびりゆったりとヨガをしてみて下さいね。
動悸はとても苦しいものですが、どうか、ヨガで乗り切れますように!
平成27年、山本ヨガ研究所にて、日本総合ヨガ普及協会・準指導師の資格を得る。その後、ヨガコラムを書く他、自宅にて、ヨガ教室を開催中。
提供・yoganess
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