動悸改善ヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

動悸を整え、自律神経を整えてくれるヨガは、ズバリ、リラックスヨガです。

動悸を収めるポイントは、リラックスにあるんです。

ゆったりと落ち着いてリラックスをすることで、交感神経は少しずつ静まり、自律神経は整います。

そんなわけで、動悸が収まるリラックスヨガをご紹介していきたいと思います。

ヨガ呼吸

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

動悸が止まらない時って胸が苦しくて、そんなに激しく動くことはできませんよね。

座ることができる場所があったら、座ってみましょう。

横たわってしまってもかまいません。

そして、息を吐きます。

息を吐くだけで、人間のカラダはリラックスができる仕組みになっているんですよ。

ですから、とにかく息を深く吐きましょう。

それから、ゆったりとヨガ呼吸をして自律神経を整えていきます。

簡単ですので、一緒に行ってみましょう。

やり方

  1. 16秒間息を吐く。
  2. 4秒間息を吸う。これを繰り返す。

息を吸う時には、無理に吸いこもうとがんばらなくてOKです。

息をしっかり吐いておけば、息を吸い込もうとがんばらなくても、自然にカラダに空気が入ります。

息をしっかり吐く。これを意識して繰り返してみましょう。

猫のポーズ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガ呼吸で少しずつ落ち着いたところで、ゆっくりとヨガをして、さらに自律神経を落ち着かせていきましょう。

猫のポーズは、背骨をしなやかに動かすポーズになります。

自律神経は背骨のすぐそばを通っています。

背骨をしなやかに動かすことで自律神経もしなやかになり、乱れた自律神経が整います。

普段よりもかなりスローペースで行うことをおすすめします。

やり方

  1. 四つ這いになる。
  2. 息を吐きながら、背中を丸めていく。手のひらで床を押し、おへそをのぞきこむように。できるだけ、背骨は高く持ち上げるような気持ちで行う。
  3. 息を吸いながら、①に戻る。
  4. 息を吐きながら、背中を反らせていく。手のひらで床を押し、天井を見上げるような感覚で。おしりもなるべく高くつきあげる。首の後ろは縮めないように注意する。
  5. ①~④を6回繰り返す。

橋のポーズ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

背骨を動かす橋のポーズも、自律神経を整えるのにオススメのポーズです。

こちらもゆっくりとムリのないように行ってください。

苦しかったり、できそうにないという場合はムリに行わないでくださいね。

ご自分のできる範囲で、ゆったりと行いましょう。

やり方

  1. 仰向けになる。両腕はカラダにそわせ、手のひらは床につけておく。両膝を立てる。
  2. 息を吐きながら、腰を持ち上げる。できるだけ高く持ち上げよう。胸とアゴがくっつくくらいを目指してみよう。
  3. そのままの姿勢で20秒間キープする。
  4. ゆっくりと①に戻る。

動悸をヨガで乗り切ろう

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

気温差が激しい季節には、自律神経が乱れがちになります。

動悸が止まらなくて苦しいシーンが増えてしまうかもしれません。

そんな時にはとにかくリラックスを意識しましょう。

温かい部屋でゆったりと呼吸をする。

温かいお湯などを飲んで一息ついてもいいかもしれません。

それから、のんびりゆったりとヨガをしてみて下さいね。

動悸はとても苦しいものですが、どうか、ヨガで乗り切れますように!

齋藤真璃
日本総合ヨガ普及協会・準指導師
平成27年、山本ヨガ研究所にて、日本総合ヨガ普及協会・準指導師の資格を得る。その後、ヨガコラムを書く他、自宅にて、ヨガ教室を開催中。

提供・yoganess



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