東京という大企業や最先端の文化が集まるこの場所には、多くの若者が夢見て上京してきます。成功し、豊かな生活を手に入れた人がいる一方で、日々の生活もギリギリで、もがいている若者もたくさんいます。今回は夢を叶えるために上京したある一人の女性のリアルな生活を紹介します。
【こちらの記事も読まれています】
夢を叶えるために上京
写真はイメージです。(以下同じ)
話しを聞いたのは地方出身の玲奈さん(仮名・24歳)。ある日、ウェブデザイナースクールのネット広告を見た麗奈さんは、一念発起して上京。 「小さい頃からネットサーフィン好きで、大人になったらウェブデザイン系の職に就くって決めていたんです。だから初めは少し迷ったけど、でも絶対夢を叶えるんだって決意表明のつもりで思いきって上京しました」
4万5千円の木造アパート暮らし
まず玲奈さんは地元で貯めていた貯金を元に家探しを始めたそうです。そしてようやく見つけたのは三軒茶屋・築50年の木造アパート。家賃は共益費込みで4万5千円。
※写真はイメージです
「古いし、湯船ははなく、後付けのシャワーしかなかったので正直嫌でしたけど、でも東京の家賃って本当に高くて…。今だけの辛抱だと思ってそこに決めました。だってウェブデザイナースクールの広告には『スキル習得後は月収50万円も可能!』って書いてあったので。 今冷静に考えるとそんなうまくいくわけないのに、その当時の私はなぜか信じて疑わなくって…。家を決めたあとすぐにオンラインスクールに入学しました」
【こちらの記事も読まれています】