「どこで降りるの?」と聞かれると恐怖を感じる

電車内で痴漢・ストーカー被害にあう車いす女性たち「誰も助けてくれなかった」
(画像=『女子SPA!』より引用)

 筆者が経営する合同会社ブラインドライターズは、視覚に障害のある方をメインに採用している会社ですが、そのスタッフにも意見を聞いてみました。

スタッフ1「最近、一部の鉄道会社の駅で、『視覚に障害のあるお客様の乗車や降車の際のサポートを行っています』のような案内が頻繁に流れるようになりました。私たちの存在に目を向けてくださるのは嬉しいのですが、乗降サポートが必要なのは視覚障害者だけではありませんし、かなり頻繁に流れるので恥ずかしいです」

スタッフ2「たぶん善意だとは思いつつも、近くの方から『どこで降りるんですか?』と聞かれると恐怖を感じるので、できればオープンな放送は避けてほしいのが本音です」