2、3年前からストーカー被害に悩んでいた車いす女性

電車内で痴漢・ストーカー被害にあう車いす女性たち「誰も助けてくれなかった」
(画像=『女子SPA!』より引用)

NPO法人DPI日本会議事務局長の佐藤聡さん

佐藤聡さん(以下、佐藤)「2、3年前から、車いすの女性メンバーが『ストーカーに追いかけられている、だから駅のアナウンスをやめてほしい』と話していました。ところが自分は同じ車いすですが、男なのでそういう被害を受けたことがなかった。ほかの男性車いすユーザーも被害に遭っていなかったので、全然ピンときていなくて。 そうしたら彼女が周囲の女性たちに聴き取りをしてまとめてきました。それが今年の8月25日にDPI日本会議のホームページで公開した12件の被害事例です。それを読んで、これは駅アナウンスが問題だとよくわかりました」  

12件の事例は、本当に腹立たしいものばかり。似たような経験をした女性は少なくないのではないでしょうか。被害の事例は、以下のようなものでした。