縁起のいいフランス語の言葉をご紹介

おしゃれでかっこいいイメージのあるフランス語。そんなフランス語には、縁起のいいものがたくさんあることをご存じでしょうか。今回は縁起のいいフランス語の言葉を多数ご紹介していきます。

響きが素敵な縁起のいいフランス語の単語から、手帳にメモしておくと運気が上がりそうなフランス語のフレーズ、呟くと幸運がやってきそうなフランス語のメッセージまで、幅広く解説していきます。

最近いいことがないと感じている方は、ぜひ縁起のいいおしゃれなフランス語の言葉に触れてみてくださいね。

縁起のいいフランス語の言葉《単語》

使いたくなる縁起のいいフランス語の言葉集。おしゃれな単語やフレーズを厳選
(画像=pexels.com Folkより引用)

まずは縁起のいいフランス語の単語を4つご紹介していきます。フランス語は言葉の響きがおしゃれで美しいものが多く、お店や商品の名前になっているものも多いです。普段の暮らしで本格的なフランス語に触れる機会がない方も、おしゃれで短い単語なら覚えやすく身近に感じますよね。

おしゃれで縁起のいいフランス語の単語はフランスの良さを感じられるものばかり。最近マンネリで気分が上がらないと感じている方は、ぜひ縁起のいいフランス語の言葉に触れて、気持ちを切り替えてみてください!

幸せを呼ぶお守りを意味するフランス語の言葉


fer à cheval

蹄鉄


馬の蹄に装着する蹄鉄を意味する単語。蹄鉄はヨーロッパ広域でラッキーモチーフとされており、フランスでも幸福を呼び込むお守りとして人々に愛されています。また、おうちの玄関の扉に飾っておくと、家族を不幸から守ってくれるとも言い伝えられているんです。

そんな古くから伝わる「fer à cheval(フェールシュヴァル)」は、縁起のいいイメージがあることから、フランスの老舗石鹸メーカーの社名としても使われています。

明るい未来を意味するフランス語の言葉


espoir

明るい未来、希望


フランスでは縁起のいい言葉として知られ、お店やブランドの名前でよく使われている「espoir(エスポワール)」。希望や明るい未来といった意味があり、気持ちをポジティブにさせてくれますね。

世界的に知られるローザンヌ国際バレエコンクールでも、かつてエスポワール賞というものがあり、将来性のある方に賞を贈っていました。エスポワールは発音すると美しい響きで、フランス語らしいおしゃれな雰囲気が魅力的です。

幸運のモチーフとなっている昆虫を表す言葉


bête à bon Dieu

神様の虫(てんとう虫)


ヨーロッパをはじめ世界各国で幸運の象徴とされているてんとう虫。フランス語では「bête à bon Dieu(ベットアボンデュー)」、直訳すると神様の虫になります。てんとう虫の出現は縁起のいいもの。

中でも、手にてんとう虫がとまるのは大きな幸運が訪れるサインと言い伝えられています。てんとう虫は願い叶えてくれる虫ともされているので、今度からてんとう虫を見つけたら、縁起のいいものだと思ってみてくださいね。

幸運を招く植物を表すフランス語の言葉


Trèfle à quatre feuilles

四つ葉のクローバー


「Trèfle à quatre feuilles(トレフル ア キャトル フイユ)」は、日本でも縁起のいいものと知られている四つ葉のクローバー。フランスでも幸福を招く植物となっており、見つけると幸せなことが起こると信じられていますよ。

四つ葉のクローバーのそれぞれの葉には、「誠実」「希望」「愛」「幸運」の意味が込められていて、とても縁起のいいものです。もしどこかで見つけたら、大切に持っておくといいでしょう。

縁起のいいフランス語の言葉《フレーズ》

使いたくなる縁起のいいフランス語の言葉集。おしゃれな単語やフレーズを厳選
(画像=pexels.com Folkより引用)

ここからは縁起のいいフランス語のフレーズを見ていきましょう。先ほどご紹介した単語よりも少し長いものが多く、紙に書きだしてみるとおしゃれでかっこいい言葉が多いです。

自分の日々のモチベーションを上げるのにも役立ちますので、気に入った言葉やフレーズはよく使う手帳やノートにメモしておくのもいいでしょう。

また、誰かにプレゼントを渡すときのメッセージカードに書き添えてもおしゃれですよ。ぜひお気に入りの縁起のいいフレーズを見つけてみてください。

好きな人に送りたいきれいなフレーズ


Je vous souhaite beaucoup de bonheur.

たくさんの幸せが訪れますように


こちらはメッセージカードやお手紙にそっと書ける素敵なフランス語のフレーズです。「beaucoup」は「たくさんの」、「souhaite」は「願い」「望み」という意味で、フランスでは相手の幸せを願うときによく使われますよ。

相手の幸せを望む気持ちが伝わる言葉やフレーズを口にすると、自分の気持ちも自然とポジティブなものになりますよね。縁起のいい言葉がたくさん含まれているフレーズを覚えて、楽しく生きていきましょう。

手帳に書き込みたいフランス語のフレーズ


pas à pas

一歩ずつ


フランス語の短くて可愛いフレーズは、手帳やノートに書き込めておすすめ。自分のモチベーションをアップさせたいときに、こちらの言葉をサッと書き込んでおくとおしゃれでいいでしょう。どんなことも一歩ずつ、着実にコツコツこなしていければ、いつかはきっと成功するはず。

早いスピードで物事を進めていくことができなくても、一歩ずつ進んでいけば後退することはないと考えられたら、素敵ですよね。派手なフレーズではないですが、おしゃれで縁起のいい言葉ですので、ぜひ活用してください。

悲しいときに読みたいフランス語のフレーズ


Après la pluie, le beau temps.

雨のあとでは良い天気


雨が降った後には青空が広がる、やまない雨はないという意味のフランス語。フランスではよく使われる熟語表現です。不運に巻き込まれた友人や知人を励ましたり、自分の気持ちが落ち込んだりしたときに使える言葉と言えるでしょう。

嫌なことが連続して起こると「ずっとこのままなのでは…?」と、気分が落ち込んでしまうこともありますよね。そんなときには、やまない雨はないと縁起のいい言葉を心に留めながら、日々を過ごしてみてください。

フランスらしいおしゃれな縁起のいい言葉


Mariage pluvieux, mariage heureux

雨の日の結婚式は、幸せな結婚になる


こちらは、結婚式にまつわる縁起のいいフランスの言い伝えです。せっかくの結婚式に雨が降ってしまうと、少し残念な気持ちになってしまう花嫁さんも多いはず。

しかし、フランスでは結婚式に雨が降ることによって、新郎新婦が流すであろう一生分の涙を神様が代わって流してくれると考えられています。おしゃれかつ縁起のいい言葉ですよね。

結婚式が雨予報になって残念がっている花嫁さんに出会ったときには、こちらのフランス語のおしゃれなフレーズを教えてあげると、きっと喜ばれますよ。

日本との違いを感じられるフランス語のフレーズ


Araignée du matin, chagrin, araignée du soir, espoir.

朝のクモは悲しみ、夜のクモは希望


日本では「朝のクモは殺すな」という迷信が伝わっていますが、フランスでは夜のクモが縁起のいいものと考えられています。クモが巣を作るときは大気が安定し、いい天気が続くことが予想されるからで、夜にクモが巣を作っている場合には次の日は晴れると言われているようです。

日本の迷信では天気は全く関係ないので、別のものとして考えてみてください。こちらもよく使われるフランス語の縁起のいいフレーズですので、知っておいて損はないでしょう。