お肉をガッツリ食べた満足感があって、お値段もリーズナブルな「豚バラ肉」。ジュワッと口に広がる旨味成分はもちろんのこと、コラーゲンなどの美容に良い成分がたっぷり含まれています。でも、気になってしまうのが、その華麗なるハイカロリーっぷり。 「太る肉」の代名詞として名を馳せる豚バラ様の脂身を、どうにか落とすことは出来ないのでしょうか? しかも美味しさはそのままで。 実は、豚バラ料理の中でも奇跡のメニューがありました。それは、丁寧な下処理を施した『豚角煮』。そこで今回は、余分な油脂を限りなくカットし、美味しさを凝縮させた本格角煮の作り方をご紹介。ちょっとした仕込みさえしてしまえば、後は簡単。専門店の味にも引けを取りません! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
簡単仕込みだけで、アブラ54%、カロリー1034kcalもカット!
秘密は、前夜の「アブラ抜き」にありました。今回は、合計583gの豚バラ肉を使用し、固まって排出された油脂量を測定したところ、110gと衝撃の値が! これは、豚バラの脂質量から換算すると、アブラを54%カットできたことに。また、この油脂をラードのカロリーで換算すると、1034kcalダウンが実現。また、余分な脂と一緒に、雑味も除去することができるのです。
取り除いた油脂量に驚愕
お酒だけはこだわりのものを使え
美味しさのポイントは、「良質なお酒」を使うこと。仕上がりも風味も格段に違ってきます。オススメは、香りがフルーティーなもの。私は、長野県諏訪市の地酒『真澄』を使っています。決まった正解はありませんから、お気に入りの銘柄探しを楽しみましょう!もちろん他の材料は普通で構いません。
5合で500~1000円程度の酒が良い。
美容度アップの秘訣はビタミンC
豚バラにたっぷり含まれるコラーゲンを効率良く吸収するために、ビタミンCを多く含む野菜を添えましょう。ネギは王道ですが、小松菜をたっぷり添えると、食べ過ぎも防げてバランスの良い角煮料理が完成します。