ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第96回目は、ルールや習慣に捉われない生き方について考えます。

当たり前のようにあるルールや習慣の謎

突然ですが、ルールや習慣には従いますか?それとも自分のペースで行動しますか? 「小さなことにも疑問を持とう」という言葉は、よく聞くフレーズですが、まさに日頃の生活に対して疑問を持つと“自分らしい”生き方のヒントに繋がると私は思います。

例えば、フリーランスの視点から考えてみると、お昼休憩の時間が決まっていることや制服があること、休日は自分で決められないこと、などもひとつの疑問に感じます。以前、「GWはどこかに行く予定がありますか?」と聞かれたことがありましたが、本音としては皆んなが休みで行動すると予測される日に何か計画を立てるより、ずらして休んだ方がゆっくりと過ごせるので、毎年仕事をしていることが多いです。

また、カフェなどで記事を書いていると、12時〜13時の間はゾロゾロゾロ〜〜とランチに行列ができる光景を見ます。13時を過ぎたころ、サーっと人混みが減って行く。もちろん、お昼休憩なのは理解できるのですが、果たしてそれは「当たり前のルール」なのでしょうか?

みんながやるから、を疑ってみよう

みんながやるから自分もやる? ルールや習慣を一度疑ってみる
(画像=『Cinq』より引用)

もちろん、仕事の休憩時間や休日などを自分で決めることができない、会社が決めているんだ!と言う気持ちは分かります。しかし、しかし!あえて言います。それを選んでいるのは、自分自身です。

決して、それらの雇用形態がいけないと言うわけではなく、それを選んでいるのは自分であることに気づいてほしいのです。

フリーランスではなくても、リモートワークを推奨している企業もありますし、同じ業種でも服装自由を採用している企業もあります。また、土日祝日休みではなくシフト制の企業もあるかもしれません。

逆に、フリーランスでも、毎日の出勤場所が欲しいと言う理由で、レンタルオフィスを借りている友人もいます。これは、本人が望んで働き方を決めていますよね。

そう、「一般的にこれが普通だ」「〜だから仕方がない」を一度疑い、本当にしてみたいライフスタイルを探してみると、新しい自分のやりたいことが見つかるかもしれないと言うのが、私の提案です。