い草カーペットが人気な理由は?
和風スタイルを取り入れたい
カーペットと言えばふかふか定番ですが、部屋に和風を取り入れたい人にい草カーペットが選ばれます。い草カーペットをひとつ取り入れるだけで部屋の雰囲気が一気に和スタイルになり、手軽に日本らしさを味わえるのが人気の理由のひとつです。
猛暑をより涼しく過ごしたい
化学繊維の発達で夏場も快適に過ごせる素材が増える中、やはりい草に勝る涼しいカーペットはなかなか見当たりません。湿気を防止する効果を持つい草はムシムシする日本の夏にとってぜひとも取り入れたい素材です。見た目の涼しさもあり、特に夏場はい草カーペットを選ぶ人が多いようです。
パイル式より掃除が楽
主婦に嬉しい理由のひとつがふかふか系カーペットより掃除が楽だということです。パイルのあるカーペットは毛やゴミが絡まりやすく掃除機ひとつではなかなか清潔を保てません。ですがい草だと掃除機だけでゴミや毛を吸い取ることができるので、衛生面にも安心なところもい草カーペットが選ばれる理由です。
カーペットの素材は何が違うの?
ウール:年中使えて水も弾くが値段が張る
ウール素材は夏は涼しく冬は暖かいので、年中を通して使える素材です。また、水も弾くため小さなお子様がいる家庭でも安心して気軽に使用することができます。ですがその分価格が高めで、抜け毛が出る場合もあります。そのためハウスダストアレルギーなどを持っている人にはあまりおすすめできません。
ポリエステル:技術の進行で素材豊富で安価
化学繊維の中でも群を抜いて劇的な発展を遂げているポリエステルは、ウールっぽさやコットンらしさなどを十分に表現できる、いわば人類が誇る万能素材です。近年ではその発展に伴い水への耐水力も良く、多くの布製品や織物製品として活躍しています。ただし燃やした際には環境被害物質が発生するため、環境汚染が心配です。
ポリプロピレン:摩擦や柔軟性に富み大量生産できるが熱や水に弱い
カーペット素材に多く使われるポリプロピレンは、色あせしにくく柔軟性や摩擦にも強いため、製造しやすく大量生産が出来る為安い価格で入手できるのが特徴です。ですが熱に溶けやすく耐水性も低いため、機能としてはやや劣ります。ストーブなどの近くで使用するのも危険なため、安全面を考慮して使用しなければなりません。
シルク:見た目や触り心地は抜群だが高価で変色しやすい
シルクは言わずと知れた高級素材のため、サイズの大きいカーペットなどになると価格も上昇します。美しい染色と滑らかな肌触りは最高ですが、反面直射日光に当て続けると変色も早く、虫食いに遭いやすいところがマイナス面です。
綿:肌触りがよく天然素材で環境的
綿はコットンでお馴染の天然繊維素材で、肌触りも良くアレルギー反応を起こしやすい赤ちゃんなどにも安心です。特に綿100%使用のカーペットは、暑い夏でも快適に使用できるさらっとした素材が人気です。天然素材の中でも比較的安い価格なのも嬉しいポイントです
ナイロン:汚れ落ちや速乾性に優れているがやや高価
耐久性に優れ、摩擦にも強く強度の高い素材で、汚れ落ちも良く速乾性にも優れているため比較的扱いやすいのが特徴です。ですが色合いがきれいに出ないため、地味な色が多いのが残念なところです。また、化学繊維のなかでも高価寄りの価格になるため、発光性や機能性を考えればポリエステルの方が選ばれやすいです。
アクリル:強度や光沢が良く色あせや虫食いになりにくい
光沢がまるでシルクのように美しく出るアクリルは、滑らかなカーペットにぴったりな素材です。強度も強く耐久性もあり、水に濡れても乾きが早く傷みにくいため長持ちします。抜け毛が出やすいという弱点はありますが、掃除さえ怠らなければ十分機能性に優れた素材です。その分価格も高価ですが、長持ちもするので納得です。
今更聞けない!カーペットとラグの違いは?
床全体に敷くのがカーペット・部分的に敷くのがラグ
カーペットを探すと違和感なくラグも一緒に登場することが多いですが、その違いは床全体に敷けるか敷けないかです。部屋一式覆うのがカーペット、部分的にしか敷けないのがラグです。なのでラグは一般的には200㎝×250cmまでのものを言います。
国によってカーペットとラグの名称も違う
日本では大きさによってカーペットとラグを言い分けていますが、国によってはその使い分けが違う場合があります。たとえばアメリカでは機械で作られたものをカーペット、手織りで作られたものをラグと総称するそうです。アメリカでカーペットやラグを探す際には表記に惑わされないよう注意が必要ですね。
ラグとカーペット両方表記されているものも
インターネットなどで検索していると「ラグ・カーペット」なんて表記されている商品もあり、思わず「どっちなの?」と言いたくなりますよね。先ほどの違いの説明で言うと、たとえば6畳の部屋に6畳の大きさのものを敷けばそれはカーペットになります。12畳の部屋に6畳の大きさのものを敷けばそれはラグになります。
両方の名称が謳われているのは、部屋によってその商品が多様化しているからそのように表記されているんですね。なので商品を探す際には「ラグ」や「カーペット」という言葉にとらわれず、自分の部屋に見合うサイズのチェックを入念におこなうと良いでしょう。そうすることで、部屋にぴったりな商品が見つかりますよ。
カーペットのおしゃれなものを知ろう!
カーペットは、部屋の雰囲気をがらりと変えることができる重要なインテリアグッズです。柄や色合い、形や大きさ、さらには機能性など様々な特徴を持ったカーペットがたくさんあります。なるべく多くのおしゃれなカーペットを知ることで、より自分の理想とする部屋に近づけますよ。ぜひその情報収集に役立ててくださいね。
提供・BELCY
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