先日、書籍『The Story of Marvel Studios: The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe』が発売され、MCUのすべての作品に関する興味深い舞台裏の情報が明らかになった。その中で、『マイティ・ソー』シリーズの『マイティ・ソー バトルロイヤル』と最新作『Thor: Love and Thunder(原題)』で監督を務めたタイカ・ワイティティが、監督する権利を危うく手放すところだったことがわかった。
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さかのぼること、ワイティティ監督の40歳の誕生日。彼はハワイでお祝いしていたが、そこでマーベル社長のケヴィン・ファイギが、ミーティングのための時間を確保していることを知ったという。プロデューサーが、彼にメガホンをとってほしいと強く願っていたそうで、ワイティティ監督は「私はこの会議がうまくいくことに、夢と希望すべてを託していました」と振り返っている。
会議のためロサンゼルスに飛ぶことに同意したワイティティだったが、そのとき、彼はパスポートを間違えてニュージーランドに送り返してしまったのだという(彼はニュージーランド出身)。