おいしくてリーズナブルなメニューが味わえるファミリーレストランは、幅広い客層が特徴です。しかし時には、店員から嫌がられる迷惑なお客さんもチラホラいるようです。ファミレス店員が実際に体験した「困ったお客さん」のエピソードをご紹介します。
自分で頼んだのに「頼んでない」と主張する客
「ほろ酔い加減の大学生風グループがある日の深夜に来店しました。10品くらいオーダーを受け料理を運ぶと、なんと『こんなの頼んでないんだけど!』とクレームが。ちゃんと復唱したんですけどね……」(28歳・女性スタッフ)
こういう時「伝票にも記録が残ってます!」などと言い返せないのが、ファミレス店員のつらいところです。オーダーミスの料理は廃棄されることがほとんど。食材をムダにしないためにも、注文は正確にとりたいものです。
ランチで「いつもの」と注文する横柄な常連客
「毎日一人でランチに通ってくる高齢男性がいます。ある日、新人の女性バイトに『いつもの』と注文したところ伝わらず、『おれはAランチに決まってるだろ!』と激怒してしまいました。結局、店長が謝るはめに……」(32歳・女性スタッフ)
個人経営の店ならともかく、全国チェーンのファミレスで常連ぶるのは迷惑行為になりかねません。顔見知りになったとしても、店員さんとは適度な距離感をキープしましょう。