『NANA』や『セーラームーン』も…ビリーは日本アニメ好き

テキサス州の音楽フェスティバルで『進撃の巨人』のTシャツを着たビリー・アイリッシュは、同アニメ主人公であるエレン・イェーガーの「どんな逆境にも屈しない力強さ」に自身を重ねて、女性の権利を軽視する法律を施行した地に乗り込んだのでしょうか? 残念ながら同作のファンかどうか、なぜ今回のステージ衣装にエレン・イェーガーの描かれたTシャツを選んだかについて、まだ何も発言していませんが、ビリーは日本のアニメ好きとして知られています。 10月16日には、『エースを狙え!』のお蝶夫人のようなキャラクターが大きく描かれたセーター姿の写真をインスタグラムに投稿。
過去にも『美少女戦士セーラームーン』『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターがデザインされた服を着用していたこともあり、9月にラスベガスで開催された音楽フェスティバルでも矢沢あい原作の『NANA』のTシャツでパフォーマンスしたばかりでした。
また、2019年リリースの「you should see me in a crown」で日本人アーティストの村上隆とコラボレーションし、3DCGアニメーションのミュージックビデオを作成。 昨年コロナ禍にリリースした「my future」のミュージックビデオでは、自身がアニメキャラクターとして登場。ビリーが雨の降る森を歩き、木のツタに体を持ち上げられて月に向かうという内容が、『となりのトトロ』や『風の谷のナウシカ』を彷彿(ほうふつ)させると評判になっていました。

中絶をほぼ全面禁止・協力者を訴えたら賞金も

今回ビリーが異を唱えたテキサス州の中絶禁止法は、妊娠6週間目以降の中絶を禁止するというもの。 6週目はほとんどの人が妊娠を自覚する前であるにも関わらす、それ以降は母体に生命の危険がある場合を除き、性的暴行や近親相姦による妊娠でも例外と認められないことから、ほぼ全面的に中絶を禁止する州法だとして施行前から批判を浴びていました。
『ワシントン・ポスト The Washington Post』によると、女性の権利擁護団体などが連邦最高裁に差し止めを求めていましたが、男性6人に対し女性3人で構成された最高裁の判事がこの請求を退け、9月1日に中絶禁止法が施行。 また、中絶を援助する人たちなど関係者を見つけて訴え出た市民に対し、1万ドル(約114万円)以上が支払われる「報奨金制度」も同法に含まれていることが問題視されています。 これはつまり、中絶を行った医者だけでなく、カウンセリングをする聖職者や家族でさえ訴えられる可能性があるということ。「賞金稼ぎ」のために、通報したり、妊娠中の女性を誹謗中傷するような“自警団”が現れることも懸念されています。 Sources:「Washington Post」「Seventeen」「Forbes」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。


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