10月4日、テキサス州で開催された音楽フェスティバルに、歌手のビリー・アイリッシュがアニメ『進撃の巨人』のTシャツを着て登場。 ステージ上から米テキサス州が今年9月に施行した中絶禁止法に反対するメッセージを発し、話題になっています。

「私の体のことは、私が決める」観客に呼びかけ

テキサス州の中絶禁止法が施行された当初からビリーは、インスタグラムのストーリーズなどを通して批判。今回のオースティン・シティ・リミッツフェスティバルも「あんな法律を通した州に罰を与えてやりたい」という思いから、直前まで辞退するつもりでいたとステージ上で告白しました。 しかし、最終的には観客には楽しむ権利があると考え直し出演を決断。ステージ上から「奴らに言ってやろう」と観客に呼びかけて、中絶禁止法に反対するスローガン「My Body My Choice(私の体のことは、私が決める)」を口にしました。

ツイッターでトレンド入り!海外でも大人気の『進撃の巨人』

テキサスでのフェスティバルの様子がインスタグラムに投稿されると、多くのフォロワーがTシャツに反応。「エレン・イェーガーだ!」「それって『Attack on Titan(アタックオンタイタン 進撃の巨人の英語タイトル)』じゃない?」といった声が多数寄せられました。 『進撃の巨人』はその複雑なプロットとキャラクター像、なによりコスプレイヤー心をくすぐる世界観で、海外でも大きな支持を集めています。
『フォーブス Forbes』も「ここ数年で一番大きな成功を収めたアニメ。もうすぐ終焉を迎えますが、そのバトンは『鬼滅の刃』にしっかり渡されました」と、アニメとして数十年ぶりに全米興行収入1位に輝いた劇場版『鬼滅の刃』を比較に出して、その人気の高さを証明しています。 つい先日、アニメのファイナルシーズンPart2のリリースが来年1月9日に決定したことが発表された際には、興奮を抑えきれないファンたちがツイッターで喜びを爆発。 #AttackonTitanFinalSeason(進撃の巨人ファイナルシーズン)がトレンド入り、「漫画は読み終えたけれどアニメ版も待ちきれない」「予告編の巨人が怖えー!」「早く見たい。でも終わっちゃうのか…。今からロスになりそう」などのツイートであふれました。