【7】宮城県慶長使節船ミュージアム / サン・ファン館

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(画像=Olive、トリップノートより引用)
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(画像=Olive、トリップノートより引用)

前項の遣欧使節団が乗船した船が、サン・ファン・バウティスタ号でした。残された資料をもとに、忠実に復元された船が係留されています。館内は、関連する歴史や使節団の偉業を知ることができるミュージアムとなっています。2020年2月現在、船の老朽化により、乗船及びドックへの立ち入りはできませんが、近くから見学するだけでも、当時の木造船技術の高さを伺い知ることができます。

また、館内のサン・ファンシアターでは、大型スクリーンでの乗船ツアー体験などもできます。太平洋を一望できる高台に建てられたミュージアムは、景色も素晴らしく、サン・ファン・バウティスタ・パークとして、広場や遊歩道が整備されています。中央の広場は、支倉常長らが見たイタリアの広場をイメージして作られているそうです。

【8】蛤浜(はまぐりはま)のツリーハウス

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

石巻(いしのまき)市から鮎川(あゆかわ)方面に県道2号線(石巻鮎川線)を進むと、風越トンネルを抜けて間もなく、「蛤浜」のバス停があり、その後ろに可愛らしいツリーハウスがあります。

これは、震災後、コピーライターでもあり株式会社ほぼ日の代表取締役でもある糸井重里氏が、東北に100のツリーハウスをつくろうと動き出し、3番目に作られたのが「No.3 KAMEYAMA SABURO」、蛤浜のツリーハウスです。

バス停の眼下にひろがる蛤浜には、カフェ「浜の暮らしのはまぐり堂」があるのですが、こちらのオーナーとスタッフ、多くのボランティアの手によってこのツリーハウスが完成しました。

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

実際に登ってみると、子供なら3人ぐらいは入れそうなスペースに、椅子もちょこん♪と置かれています。子供の頃の憧れが現実になったような楽しい気分になります。ちなみに古民家を改装したカフェ「浜の暮らしのはまぐり堂は、完全予約制のランチが大人気なので予約を忘れずに!カフェには、バス停から300mほど進んで右折、道なりに下ると到着します。

【9】牡鹿半島のWhite Deer「Oshika」(ホワイトディア 牡鹿)

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

2017年と2019年に石巻市や牡鹿半島で開催されたアート&音楽&食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival(リボーン アート フェスティバル) 」。その際にシンボル的存在となり、イベント後も大人気となっているのが、現代美術家・名和晃平(なわ こうへい)氏が2017年に作成した白い鹿「White Deer(Oshika)」です。

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

港から山道を歩くこと7分。プライベートビーチのような小さく穏やかな萩浜(おぎのはま)に立つ白い鹿は幻想的で、神々しささえ感じます。2021年に3回目のフェスティバル開催を目指して準備中ですが、詳細は未定のようです。興味のある方は、公式サイトをご確認ください。

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(画像=Olive、トリップノートより引用)
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(画像=Olive、トリップノートより引用)

開催期間以外は小さな案内しかなく、付近が工事中であるため、通路も随時変更され、大変見つけにくくなっています。石巻から向かった場合、2号線から右折するのは、左手に公共トイレがある周辺です。

駐車場の住所か、宮城県漁業協同組合石巻地区支所荻野浜出張所(宮城県石巻市荻浜横浜山44)を目指して、海岸沿いに進むと突き当りが駐車場になっています。途中、漁業者の方、工事の方が作業をしているので、配慮が必要ですし、夜間の入場などは禁止されています。


提供・トリップノート

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