道がわかりにくい箇所には看板が立っていたり、木に赤いテープが巻いてあったり、岩に赤い印がしてあります。
いよいよ本格的な山登り!!
沢を離れ、本格的に山へ入っていきます。岩場はありませんが、傾斜があり道も狭いので心して登りましょう。
穴路峠を過ぎて、尾根伝いに歩いていくと、最初の山である天神山へ到着します。ここからは富士山は見えません。案内看板があるだけですが、反対側に町を臨むことができます。これまで登ってきた高さを実感できるでしょう。さらに雛鶴峠を過ぎて歩いていくと高畑山山頂です。
標高982mの高畑山山頂は少し開けていますが、5人くらいもいれば窮屈に感じるかもしれません。登山口から約2時間ほどです。富士山を眺めると、登ってきた疲れが吹き飛びます。
高畑山山頂から倉岳山山頂へは、通過してきた穴路峠までコースを戻ります。同じ道を歩きたくない場合は、先ほどの石仏の分岐点を右側へいきましょう。
尾根伝いに「倉岳山」へ挑戦!!
山梨百名山でもある倉岳山
穴路峠からは30分ほど尾根伝いを歩き、倉岳山山頂へ到着します。標高990mの倉岳山は山梨百名山の一つでもあります。秀麗富嶽十二景では、高畑山と同じ「九番」なので、富士山の眺めは似たようなものかもしれませんが、富士山を見ると自然と気分が晴れますね。
倉岳山山頂は高畑山山頂より広く、10人ほどがゆったり過ごせる広場があります。ベンチもあり風も通るので、長く休憩するならこちらの方がおススメです。
下山は登りより慎重に!!
20分ほど下山して立野峠に到着します。登りより下りのほうが危険度が増すので、慎重に歩きましょう。
体力がある方はこの先にある寺下峠を目指すのもいいかもしれません。寺下峠までは1時間半ほどで、最寄り駅まではさらに2時間かかります。
倉岳山の下山ルートも、途中から高畑山同様沢沿いになります。いくつもの小さな沢が合流し、登山口に近くなるにつれ、川になっていく様を見ることができます。こちらも途中で沢を渡る個所がいくつかあるので、足元には十分注意してください。
倉岳山山頂から登山口まではおよそ2時間です。こちらから最寄り駅であるJR中央本線梁川駅までは徒歩で20分ほどです。山を下るように道なりに降りてくれば、迷うことはありません。
おわりに
トイレは駅にしかありません。コンビニはスタート地点の鳥沢駅から徒歩3分ほど歩いたところにあります。
高畑山も倉岳山も沢沿いを歩いたり渡ったりするコースなので、前日に雨が降った場合などは水量が増すため登山はおススメしません。初めての方は経験者と一緒に行くと安心です。準備と注意を万全にして、清流と富士山を眺める登山を楽しんでください。
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