鳩の王のポーズの正しいやり方
鳩の王のポーズをする前に、少し、ストレッチをしておきましょう!
鳩の王の前準備1
- 正座の姿勢になる。
- 左脚を後ろに伸ばす。足の甲は床につけた状態で。
- 息を吐きながら、上体を前に倒す。右側のおしりと、左脚の鼠径部の筋肉が伸びるのを感じてみよう。
- 反対側も同じように行う。
鳩の王の前準備2
- ブロッグを用意する。なければ、硬めのクッションや丸めたバスタオルでもOK。
- 正座の姿勢になる。
- 上体を前に倒し、ブロッグの上に両手を置く。
- お尻を持ち上げる。息を吐きながら、上半身を床に近づけて腕のつけねの伸びを感じよう。
鳩の王のポーズをやってみよう
いよいよ、鳩の王のポーズをやってみましょう!
やり方
- 正座で座る。
- 左脚を後ろに伸ばす。足の甲は床につけて。
- 骨盤を正面に向けて、上体をまっすぐに起こす。
- 左脚を曲げて背中に近づける。
- 左足の先を左手で持とう。この時、手の親指を下に向け、足の甲を外側からつかむように持ってみよう。
- 肘を外側に回して、上にあげる。
- 反対側の腕も頭の上にあげて、足の甲をつかむ。
- 頭と足をなるべく近づけて、深く呼吸をしながら、5秒間キープしよう。
- ゆっくりとおろして、反対側も同じように行う。
タオルを使おう
鳩の王のポーズでとにかく大変なのは、足の甲をつかむという部分ではないでしょうか?
足の甲なんてつかめない!という時にはタオルを使ってみましょう。
やり方
- タオルを用意する。なるべく長めのものを用意する。
- 正座で座る。
- 左足を後ろに伸ばす。足の甲は床につけて。
- 骨盤を正面に向けて背中に近づける。
- 左足にタオルをひっかける。
- タオルの先を右手と左手でそれぞれ持つ。
- タオルをグーッと引き寄せて、足をなるべくカラダに近づけよう。
- 息を吐きながら、5秒間キープして元に戻る。
- 反対側も同じように行う。
タオルの長さは、ご自分のカラダに合わせて調整してみましょう!
鳩の王のポーズの注意点
鳩の王のポーズは嬉しい効果がたくさんありますが、やりすぎには注意しましょう。
特に気をつけたいのが、できないからといって、やっきになって何度もしてしまうというパターン。
あまりやりすぎると、腰を痛める原因になってしまいます。
深刻な腰痛につながる恐れもありますから、挑戦するのは1日に1回だけにしてくださいね。
そして、挑戦するときは念入りにストレッチをし、他のヨガのポーズでカラダをやわらかくしてから行うようにしてください。
まとめ
鳩の王のポーズは、綺麗に行うのが本当にむずかしいですよね。
できないと悔しい~と思うかもしれませんが、あせらなくて大丈夫。
毎日コツコツとタオルなどを使って行ううちに、少しずつできるようになってきますから!
くれぐれもやりすぎて腰を痛めるということだけはないように、注意してくださいね!
齋藤真璃
日本総合ヨガ普及協会・準指導師
平成27年、山本ヨガ研究所にて、日本総合ヨガ普及協会・準指導師の資格を得る。その後、ヨガコラムを書く他、自宅にて、ヨガ教室を開催中。
平成27年、山本ヨガ研究所にて、日本総合ヨガ普及協会・準指導師の資格を得る。その後、ヨガコラムを書く他、自宅にて、ヨガ教室を開催中。
提供・yoganess
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