鼻づまり改善でラクラク口呼吸
もう一つ、口呼吸になってしまう最大の原因は、ズバリ鼻づまりです。
鼻づまりの方は、鼻づまりが改善されない限り、口呼吸をすることはできませんよね。
アレルギー性鼻炎などで鼻づまりに困っていらっしゃる方は、鼻づまり改善こそ、口呼吸の近道といえるでしょう。
そんなわけで、鼻づまりを解消するヨガもご紹介していきましょう。
口呼吸のための鼻づまり解消ヨガ
うさぎのポーズ
うさぎのポーズは、頭を下に向けるポーズです。
頭を下に向けることで頭部の血流が良くなり、鼻づまりの解消が期待できます。
また、うさぎのポーズでは頭頂部にある「百会のツボ」を刺激するのですが、この「百会のツボ」が鼻づまりの改善に役立つんです。
「百会のツボ」は鼻づまり解消の他、頭痛、のぼせ、不眠、自律神経失調症、ストレスなどにも効果がありますので、睡眠が浅くて疲れている方に刺激していただきたいツボといえると思います。
では、うさぎのポーズを行っていきましょう。
やり方
- 床に正座する。両手をカラダの前につく。
- 上体を前に倒して、おでこを床につける。
- おしりを持ち上げ、頭頂部に体重を乗せていく。
- カラダの後ろで手を組み、両腕を天井に向けて持ち上げる。
- 大きく5呼吸し、静かに①に戻る。
太陽礼拝
太陽礼拝は、鼻呼吸が基本です。
花が詰まっているのに、鼻呼吸なんてできるかっ!とやめてしまわないで下さい。
鼻は苦しいんですが、そこを少しガマンして頑張って鼻呼吸を続けていると、不思議なことが起こります。
鼻が少しずつ通っていくんです。
不思議ですが、本当です。
また鼻呼吸をしながら、何度も頭を下に向けますので、頭部の血流が良くなり鼻づまり解消が期待できます。
太陽礼拝をおこなうのは、朝がオススメです。
目覚めても疲労が取れない朝こそ、エイヤッとベッドからおりて、太陽礼拝を行ってみましょう。
やり方
- 足をそろえてまっすぐに立つ。両腕はカラダのわきに垂らし、視線は正面に。
- 鼻から息を吸いながら、両腕を大きく外から回し、頭の上で手のひらを合わせる。視線は手の方へ向ける。
- 鼻から息を吐きながら、立ち前屈。両腕は大きく外から回して、ダランと下げる。
- 鼻から息を吸いながら、顔を正面に向ける。
- 鼻から息を吐きながら、板のポーズになる。(腕立て伏せの腕を伸ばしたバージョンのような形)
- 鼻から息を吸いながら、足の甲と太ももを床につけ、カラダを反らす。視線は天井の方に。
- 鼻から息を吐きながら、ダウンドックポーズ。このまま、大きく5呼吸する。
- 鼻から息を吸いながら、④のポーズに。
- 鼻から息を吐きながら、③のポーズに。
- 鼻から息を吸いながら、②のポーズに。
- 鼻から息を吸いながら、①に戻る。
これを3回繰り返しましょう。
口呼吸は徐々に治そう
口呼吸をしていると、ウイルスもカラダに取り込みやすくなります。
コロナ禍の今、ウイルスをカラダに入れることだけは絶対に避けたいですよね。
そのためにも口呼吸を改善することは大切です。
できる範囲でムリなく、口呼吸から鼻呼吸に改善していきましょうね。
平成27年、山本ヨガ研究所にて、日本総合ヨガ普及協会・準指導師の資格を得る。その後、ヨガコラムを書く他、自宅にて、ヨガ教室を開催中。
提供・yoganess
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