効率良し!リバティ島の上手な回り方
リバティ島を上空から見ると、↑の写真の通り、島の中央からやや下側(南東側)に女神像が建っていることが分かります。島のほとんどを巨大な女神像が占めていますが、他に2019年5月にリニューアルオープンした「自由の女神ミュージアム」や、ギフトショップ、名物のレモネードが飲めるオープンカフェなどのスポットが点在しています。
順路としては、最初に自由の女神像を見学&記念撮影し、ミュージアムを訪れた後、最後にギフトショップでお土産を購入して、カフェでお茶しつつ帰りのフェリーを待つというコースがおすすめです。上記地図の番号順に、リバティ島の見どころをご紹介します。
リバティ島のスポット①「フェリーターミナル」
フェリーターミナルからの光景は上↑の写真のような感じです。女神像の背中が遠くに見えますので、島に上陸したら、そのまま真っ直ぐ中央の広場を経由し、自由の女神像に向かって進みましょう。広場は道幅がゆったりとし、コロナ禍でも人との接触を気にせずに歩くことができます。
リバティ島のスポット②「自由の女神像」
入場前に手荷物預け&セキュリティチェックが必須
女神像の足元まで来たら係員が立っていますので、指示に従って屋外にあるコインロッカーにバッグ等を預けましょう。女神像の内部に入る場合は、テロ対策のため、カメラやスマホ以外の手荷物はすべてロッカーに預けなければなりません。さらに、空港のようなセキュリティゲートを通って、問題がなければいよいよ入場です。
階段が整備されている女神像内
石垣に囲まれたエントランスから、女神像の内部に入っていきます。像内にはきれいな階段が整備され、歩きやすく快適。階段の途中に現在地を示すプレートが付いているので、残りの段数と自分の体力を計算しながら登ることができます。
テラスからはマンハッタン&ブルックリンが一望!
176段の階段をおよそ5分程で登り切ると、台座の展望台に到着。テラスからは、マンハッタン&ブルックリン地区の高層ビル群や、移民博物館のあるエリス島、さらにはニュージャージー州のジャージーシティまで一望できて爽快です!
足下には、自由の女神を正面から撮影する観光客の姿が。ニューヨーク湾を航行するフェリーや、ヨット、ジェットスキーの様子もよく見えます。
いつまでも眺めていたくなる景色ですが、真夏以外は海から吹き付ける強い風が冷たく感じられ、またテラスの通路は狭くて常に混雑している状態なので、コロナ禍の現在長居はおすすめできません。テラスをぐるりと一周して四方の景色を堪能したら、再び階段を使って地上に下りましょう。
“冠”へと向かうらせん階段
ちなみにコロナ以前に登れていた“冠”へは、上↑の写真のらせん階段を使っていきます。見るからに狭いスペースなので密集状態が避けらないため、現在休止中なのはやむを得ないでしょう。ツアー再開後も、体力に自信が無い方や閉所恐怖症気味の方は、参加に注意が必要です。
続いて女神像の正面フォトスポットへ
地上に戻ったら、女神像が正面に見える場所へ歩いて移動しましょう。たいまつや冠にクローズアップしたり、引きで撮ったり、自撮りしたり。自由の女神はどんな角度からでも美しく見えますので、あらゆる場所がフォトスポットになります。ぜひ心ゆくまで撮影してください!
リバティ島のスポット③「自由の女神ミュージアム」
続いて女神像を離れ、島の反対側に位置する(といっても徒歩すぐです)「自由の女神ミュージアム」を見学します。こちらのミュージアムは2019年5月16日にリニューアルオープンしたばかりで、最新の映像技術を用いた展示が話題。リバティ島に上陸するフェリーチケットを持っていれば、誰でも無料で見学できますので、ぜひお見逃しなく。
ミュージアム内には、いくつかのスクリーンを移動しながら鑑賞するシアターや、女神像の設計に携わった建築士や建築技術の紹介コーナー、自由の女神をモチーフにしたグッズの展示など、様々なものがあり飽きさせません。じっくり見学したいのであれば、1時間程見ておくといいでしょう。
目玉のフォトスポットは、女神様の原寸大(!)の顔モデルや、建造当時から1986年まで実際に女神像が手に持っていた“たいまつ”の展示です。実は今のたいまつは2代目で、自由の女神はかつて灯台としての役割を果たしていたことから、初代のたいまつは内部が光る大きなランプになっていたそう。100年の歴史を誇るたいまつの現物展示は、必見です。
開放感あふれる展望スペースも◎
展示を見終わったら、屋上の展望スペースにも立ち寄ってみましょう。開放感あふれるルーフトップからは、マンハッタンが望めるのはもちろんのこと、女神像のバックショット撮影にも最適です。女神像を手のひらに乗せた「手乗り写真」を撮るのもいいですね♪